1-2.リスク管理

ネガティブS&P500|投資する前にリスクを知っておこう

ネガティブS&P500

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S&P500・10年チャート
S&P500って最強だよね!
  • 直近10年で最大3.4倍!
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こんなS&P500の魅力に惚れ、投資している方も多いと思います。

ちょっと待ったぁああ!

あなたはS&P500にどれくらいリスクがあるのかを知っていますか?

今回の記事のきっかけとなったのはこのツイート。

実はこれ、PortfolioVisualizerで算出したSPY(S&P500に連動するETF)の過去20年のリターンとリスクを言葉で表したものなんです。

「回答を見る」を除くと実に23%もの方が「投資しない」に投票しています。

この結果を見て

  • 「投資しない」と答えた人にS&P500に投資している人は絶対いる
  • S&P500のリスクをよく分からずに投資している人が多いのかもしれない

と思ったのです。

ということで今回は、この2年間で書き溜めたS&P500のネガティブな部分を一挙に紹介したいと思います。

この事実を知ってなお、あなたなS&P500に投資できるかな?(笑)

この記事を読んでわかること

  • S&P500に投資をしていて想定されるネガティブなこと

この記事を読んでほしい人

  • 皆が投資しているからS&P500に投資している人
  • S&P500は長期だと必ず儲かると思っている人

大暴落で半分、最悪8割減る

大暴落比較S&P500暴落比較

こちらはS&P500の過去100年で発生した歴史的な大暴落時のチャートと最高値から底値までの営業日の比較です。

2020年に発生し、現在も継続中?のコロナショックの底値(3月23日時点)は-33.1%で、1987年に発生したブラックマンデーとほぼ同じ数値です。

しかし、これは暴落の中では序の口で、過去20年の暴落で言うと2000年のITバブル崩壊で-47.3%、100年に一度の大暴落と言われたリーマンショックで-56.8%と、S&P500の価格は約半分にまで下落しています。

↓過去の暴落比較について詳しくはこちら↓

【米国株】コロナショック暴落に2番底は来るのか?過去の暴落を振り返ってみる暴落発生から約2ヵ月が経ちました。株価は少し回復し含み益が発生している方も出てきましたね。今回は過去の歴史的な大暴落と現在の暴落と比べ、今後収束していくのか・2番底を迎え更に下落していくのかを考えてみました。...
世界大恐慌チャート

そして、一番ヤバかったのは90年前に発生した世界大恐慌。

株価が約3年かけて80%下がるという想像もつかない大暴落で、なんと恐ろしいことに暴落前の株価に戻るまで25年もかかっています。

80%って凄まじいね(;´Д`)

想像してみてください。

1,000万円の資産がたった3年で200万円を切り、元に戻るまで25年かかるということを。

ぶっちゃけ、老後(65歳以降)にこの世界大恐慌に襲われると、資産が3,000万円程度では助かりません。

将来に世界大恐慌が起きることなんてあるの?

将来は必ず予想を超える出来事が発生します。

世界大恐慌クラスの暴落が発生する可能性はゼロではありません。

これはS&P500に限った話ではないですが、株式投資はこういうリスクがあるということを知っておきましょう。

↓世界大恐慌について詳しくはこちら↓

現代に世界大恐慌が起きたらどうなるか計算してみた現代に世界大恐慌が来たらどうなるのか計算してみました。計算の結果、30代なら救われる可能性あり。老後に巻き込まれた場合は残念ながら救われないという結果になってしまいました。...

日本円に換算すると更に深く・長く低迷する

日本で米国株投資している人にとって、為替リスクと呼ばれる避けては通れないリスクがあるとことをご存知ですか?

「S&P500 チャート」等とGoogleで検索して出てくるチャートは基本的にドル建てで、実際に円建てに換算するとドル建てとは異なる値動きをしています。

itバブルから現在S&P500とドル円の比較
円建てが常にドル建てを下回ってる(;゚Д゚)

リーマンショック時を見ると、ドル建てよりも深く下落し、右肩上がりのドル建てを横目に4年間も低迷していることが分かります。

このように為替リスクは暴落が発生すると日本人にとって負の作用をすることが多いんです。

↓暴落と為替の歴史についてはこちら↓

「暴落すると円高になる」の歴史を調べてみた件みんなが当たり前のように思っている「暴落すると円高になる」はたった3回しか発動していない!といことで、ドル円の歴史について調べてみました。...
S&P500リーマンショック円建てドル建て比較

リーマンショックの最高値から底値を切り取ってみました。

さ、36.5%!?

ドル建ては-56.8%に対し、円建ては63.5%まで下落します。

想像してみてください。

1,000万円の資産がたった1年半で365万円になってしまうことを。

1987年のブラックマンデー以降の暴落では、暴落と同時に円高に襲われて、日本人投資家はダブルパンチを食らうという歴史が続いています。

リーマンショックの最高値から底値を切り取ってみました。

でも低迷が長いのなら積立投資は有利なんじゃない?

僕もそう思ってシミュレーションしてみたのですが、そうでもありませんでした。

こちらはS&P500に毎月1万円を30年積み立てた場合の為替変動あり・なし別リターン・リスク比較です。

  • 為替変動あり➡円建て
  • 為替変動なし➡ドル建て

となります。

表を見ると、

  • リターンは大差ないがドル建てが有利
  • リスクは明らかに円建てが高い

為替リスクがS&P500への投資のリスクを増大させていることが分かりますね。

↓為替と米国株投資のリスクについてはこちら↓

日本円は米国株のリスクを増大させる
為替リスク|日本円は米国株のリスクを増大させるS&P500の過去30年分のチャートを使用してドル建て・円建てのリターン・リスクにどれくらい差が出るのか調べてみました。その結果米国株は日本円に換算するとドル建てよりハイリスクとなることが分かりました。...

運が悪いと10年投資してもほとんど増えない

こちらは1998年から2012年の14年間、S&P500に毎月1万円投資した場合の資産額推移です。

全然増えてない。。

14年後のリターンは+12%、単純計算で年平均0.8%です。

あなたは14年間、年1%も増えない米国株に投資し続けられますか?

10年前・15年前、あなたは何をしていましたか?
その時から投資を始めて、今まで全然増えなかった場合を想像してみてください。

恐ろしく長いことが分かると思います。

↓増えないS&P500について詳しくはこちら↓

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まだまだあるよ!ネガティブS&P500!

1記事では語りつくせない!

2年間書き溜めたネガティブS&P500な記事をご紹介します(笑)

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まとめ|身に降りかかるリスクを理解して投資しよう

リターンよりリスク
要点まとめ

皆が最強だと思っているS&P500は

  1. 大暴落で半分、最悪8割減る
  2. 日本円に換算すると更に深く・長く低迷する
  3. 運が悪いと10年投資してもほとんど増えない

誤解して欲しくないのですが、S&P500はインデックスの中でも最強クラスでとても優秀な投資先です。

ただ、そんなS&P500もリスクが低いわけではなく、大きく減ることもあれば長く低迷することもあります。

  • 過去のリターンがスゴイから
  • みんなが投資しているから

という安易な理由でS&P500に投資している方は、最悪の場合どれくらい資産が減るのか、どれくらい低迷するのかを知り、自分がそれに耐えられるかを考えることが大切です。

もし「耐えられないかもしれない」と感じた方は、現金比率を上げたり、債券を混ぜるなど、失敗しないためのリスク管理に取り組んでみましょう(^^)

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