2019年は絶好調だった株式相場ですが、2020年2月、ついに大きな急落が起きましたね。
3月に入り1標準偏差と突破、名実ともに暴落となり今後語り継がれていくことが確定しました。
そんな中、
といった声が聞こえてくるようになりました。
ということで、今は本当に投資の始め時なのか、今からインデックス投資を始めるメリットとデメリットをご紹介します。
↓インデックス投資がよく分からない方はこちら↓
この記事を読んで分かること
- 今からインデックス投資を始めた場合のメリット・デメリット
- これから投資を始める際のリスク管理
この記事を読んでほしい人
- 投資を始めようと思ったら暴落が来てどうしようか迷っている方
今から投資を始めるメリット・デメリットをまとめると
- 去年投資を始めた方よりもかなり安い価格からスタートできる
- 相場が安定していないので始めて1週間で-20%なんてことが起こり得る
- 暴落が始まってまだ1ヵ月強なので、底値がまだまだ先かもしれない
現在は約10年ぶりの暴落でバーゲンセール中です。価格だけ見ると今は始め時と言えるでしょう。
但し、相場は大荒れで嵐の真っ只中です。
知識の無い素人が嵐の海の中を航海するということは意識しておきましょう。
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最大のメリット|ピーク時の3割引きで買える
こちらはつみたてNISA人気銘柄であるeMAXIS Slimシリーズの米国株式(S&P500)、先進国株式、全世界株式(オール・カントリー)の下半期基準価格推移です。
2019年は株式が絶好調で、特に年度後半の米国株はすさまじく伸びたことからブームとなりました。
それが2020年2月に暴落。
現在は2019年に投資を始めた方たちよりも3割程度安く始められます。
この3割の差ってすさまじく大きいんですよ。
例えば2019年に1株1万円だった株を予算100万円で投資した場合
- 2019年1株1万円で開始 100株
- 暴落後1株7,000円で開始 142株と6,000円のお釣り
※手数料などは無視
この差は大きい
短期間で資産が大きく上下する
こちらは先ほどのグラフの3月9日~3月31日を切り取ったものです。
現在は昨年と比べると3割引きのバーゲン中ですが、相場は大荒れ中です。
価格変動の波はとても大きく、グラフを見ても
- 3/11 96万円
- 3/13 83万円
- 3/16 92万円
- 3/17 81万円
※2019.7.1時点で100万円投資した場合
と短期間で凄まじく変動していることが分かります。
こんなのツラ過ぎ、もうやめたい・・・
これまで資産形成が銀行預金のみで含み損を経験したことのない方は、10%程度の含み損でも心が折れてしまうことがあります。
しかし、現在は嵐の真っ只中のため1日単位で±10%の変動が日常的に起きています。
まずは始める前に自分のお金に置き換えて想像することが大切です。
あなたが100万円投資した翌週に90万円、80万円になるということは十分起こり得ます。
今投資を始めるということは嵐の中の出航であるということをしっかりと認識しましょう。
暴落はまだまだ始まったばかりである
出展:バンガード
こちらは直近40年の強気相場と弱気相場(20%以上下落)の期間を表した図です。
ご覧の通り、株価の下落は数週間で終わるわけではなく、最短2ヵ月・最長30ヵ月とかなりバラつきがあります。
4月7日現在は暴落が始まって約1ヵ月半です。
これまでの歴史を振り返ると、現在は底値である可能性は低い。
下落が30ヵ月続く場合だってあるのです。
- 今よりももっと暴落するかもしれない
- このまま長期低迷するかもしれない
- すぐに復活して再び上昇相場になるかもしれない
未来は誰にも分らないので今後どうなるかは分かりません。
長期低迷で10年以上資産が増えない可能性もある
こちらは米国株暗黒時代の入口であるITバブル付近から米国株(S&P500)に積み立てをした場合の資産額推移ですが、ITバブルは崩壊後に株価が戻るまで約7年かかっています。
さらに、戻った瞬間にリーマンショックに巻き込まれ、約13年低迷するとい辛い時代があり、この頃から積み立てを始めた場合は本格的に資産が増え始めるのはなんと15年もかかったんです。
ITバブル崩壊・リーマンショックと2つの大暴落に襲われるため、世界最強のS&P500でもこのタイミングで投資を始めると中々資産が増えません。
S&P500に投資していても
- 投資を始めて10年後に元本割れする
- その後4年も含み損を抱え続ける
- 資産が本格的に増え始めるまで15年かかる
ということもあるんです。
今回の暴落がこんな悲劇を辿るのかは現時点では不明ですが、そういう可能性もあるということを知っておきましょう。
始めるならしっかりとしたリスク管理をしよう
現金比率でリスクをコントロール
あなたがこれから投資を始める未経験者であるならば、投資を始めた後に必ず想定を超える出来事がやってきます。
それは始めてすぐかもしれないし、数年後かもしれません。
ただ、相場が荒れている現在、想定外がすぐ来る可能性は高いと思ってください。
何かいい方法はないの?
簡単なリスク管理としては、いきなりフルインベスト(全力投資)をせず、余力を残して始めることをオススメします。
いきなり余力全てを投資に突っ込むと、ここから更に下落した場合、身動きが取れなくなってしまいます。
まずは少額から、多くても現金比率50%を目安に始めるといいと思います。
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それでも怖い方はリスクゼロのポイント投資もおすすめです。
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暴落に強い銘柄から始めるのも有効
こちらは3/18時点での国内で買える投資信託の価格推移です。
下落率の低い上位4銘柄は株式との相関が低い債券などを組み合わせたバランスファンドです。
比率にもよりますが、債券を含むバランスファンドは株式と比べると暴落耐性の高い銘柄となります。
激しい値動きが怖い方はバランスファンドから始めるのも有効です。
↓債券の働きについてはこちら↓
↓暴落に強い銘柄についてはこちら↓
まとめ|目の前の荒波ではなく、将来に目標を定める
- 【バーゲンセール】今始めると同じ予算で去年より1.4倍多く買える
- 短期間で相場が大きく上下する嵐の中の船出となる
- 暴落はまだ始まったばかりで長引く可能性がある
今から始めると、
- 大きな含み損を抱える可能性があります。
- 含み損を抱えたまま数年経つ可能性があります。
しかし、それに耐え価格が戻ると
- 3割引きで買った資産は一気に1.4倍になります!
現在の3割引きは大きな魅力で、荒波に耐えられるなら始めるチャンス。
今から始めると大きな含み損を抱える可能性も高いですが、目の前の上下に一喜一憂するのではなく、ゴールである将来に目標を置き、目をつむって淡々と積み立てていくことが成功への道です。
僕もこのチャンスをものにするため、含み損に一喜一憂することなく淡々と積み立て続けています!
まずは、いきなり飛び込むのではなく、少額から始めて波に慣れるとこから始めてみてはいかがでしょうか。
現在は暴落が始まって1ヵ月半です。
過去の歴史を振り返ると、このまま終わる可能性の方が低いので焦る必要はありません。
もし、すぐに暴落が終わってしまったとしても、それはその程度の暴落だったということです。
心配しなくても2ヵ月程度の低迷なら嫌でも何度もやってきますよ。
インデックス投資を始めるなら つみたてNISAがオススメ
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暴落時に買い込み、その後大きな利益を得たとしても、つみたてNISAなら全て非課税です。
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