4.時事ネタ・投資コラム

S&P500過去90年で一番調子の良かった時期を調べてみた

S&P500過去90年で調子が良かった時期

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これまで米国株インデックスS&P500の様々な検証をやってきましたが、

S&P500の歴史で一番調子が良かったのはいつ?

と、気になったので調べてみました♪

S&P500ドル建て90年チャート

こちらは1927年からの米国株インデックスS&P500のチャートです。

経済成長とインフレによって40年前辺りからほぼ平らに見えますよね(;^_^A

80%以上暴落した世界大恐慌は目視できませんw

これではどの時代が好調だったのか分かりませんね。

S&P500ドル建て90年チャート対数

こちらは先ほどのチャートを対数で表してみました。

過去の値動きは分かりやすくなりましたが、縦軸が均等でないのでこれでも比べることはできません。

30年ごとに区切って並べてみよう!

と珍しいく名案が浮かんだので、1931年からの米国株インデックスS&P500チャートを30年単位に分割し並べることで、どの時代が一番調子が良かったのか調べてみました。

米国株インデックスS&P500の特徴と歴史

先ずはS&P500について簡単におさらいしましょう。

【S&P500とは】

NY証券取引所やNSDAQ等に上場する米国大型株からS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定する500銘柄で構成された株式指数で、米国株時価総額の約8割を占めます。

銘柄の時価総額を指数化(時価総額加重平均)するため時価総額の大きな銘柄の影響を大きく受けます。

【S&P500の歴史】

  • 1923年 S&P株式指数として算出開始
  • 1926年 構成銘柄90社となる
  • 1939年 1871年まで遡って指数を計算
  • 1957年 500銘柄に拡大しS&P500と呼ばれるようになる
最初から500社だったわけではないのね!

ちなみにS&P500は、時価総額ランキングの上位500社で構成されている訳ではありません。

例えば、テスラ(TSLA)は米国の時価総額ランキングで10位前後ですが、現在はS&P500に含まれていません。(2020年12月に組み込まれるようです)

また、S&P500はVTIなどの全米株式と違い、入れ替えがあるのも大きな特徴の一つです。

S&P500の年代別チャート比較

シミュレーション条件

1931年~2020年のS&P500チャートを30年で区切って10年後とに比較しました。

  1. S&P500はMacroTrendsでダウンロードしたものを使用
  2. 月に一度しか価格を拾わない月次チャートを使用しています
  3. インフレは考慮しない
  4. 平均リターンは幾何計算で算出

※簡易な計算なのでイメージとしてお楽しみください(^^)

30年チャート比較

ドル建てS&P500の30年チャート比較

先ずはチャート比較です。

1971年からの30年が半端ない!

2000年はITバブルの絶頂から暴落した瞬間にチャートが終了するので、一番伸びが良い結果となりました。(ここから墜落するけど)

次いで、1991年~現在のチャートとなっていて、終盤に好調ターンが来ると成績がよく見えますね。

年代別のリターンとリスク

ドル建てS&P500の30年チャート年代別リターン・リスク

こちらは年代別のリターン・リスクを計算したものです。(幾何計算で算出しています)

リターンだけ見ると、さっきのグラフと違って直近30年が一番いいのね。

平均リターンだけ見ると1991年~2020年のが一番良い結果となりました。

リスクは大差はありませんが2番目に高いので、90年の中では比較的ハイリスク・ハイリターンな30年だったと言えるかもしれません。

リターンをリスクで割って算出するシャープレシオ(投資効率)はチャートと同様に1971年~2000年が優秀です。(この後すぐ墜落するけど)

こうやってみると直近50年のリターンが安定して高いのも興味深い。

30年スパンで見ると、米国株インデックス投資は報われる可能性が高そうですね(^^)

20年区切りにするとバラつきが大きくなる

ドル建てS&P500の20年チャート年代別リターン・リスク

先ほどは30年スパンでしたが、もう少し短縮して20年スパンで計算してみました。

10年短くするとリターン・リスクともに一気にバラつきが大きくなります。

リターン・リスクが平均回帰するには30年くらい必要と思った方が良いのしれません。

今回は為替を考慮していない

過去50年は胸躍るようなリターンですが、今回は90年前のドル円データを拾えなかったので為替リスクを考慮していません。

S&P500ドル建て円建てチャート比較

こちらはS&P500約50年のドル建て・円建てチャート比較です。

なんじゃこりゃーー(;゚Д゚)

超長期で見ると、円高が進み続けているので、円建てではドル建てより大きく劣後します。

これまでの50年と同様に今後も円高が進むのであれば、思うようなリターンを得られないかもしれません。

↓為替リスクについて詳細はこちら↓

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まとめ|直近50年のリターンが安定して高い

要点まとめ
  1. S&P500チャート90年の内、一番調子が良かったのは1971年~2000年
  2. ただし、ここから暴落する
  3. 直近50年のリターンが安定して高い
  4. 20年スパンにするとリターン・リスクのバラつきが大きくなる

一番調子が良かった時期を知ることには全く意味はありません(なんで調べた?笑)が、

  • 50年のリターンが高い
  • 平均回帰には30年くらいは必要

ということが見えてきたのは収穫でした。

僕もリスク資産の7割は米国株インデックスが占めていますが、健やかなるときも、病める時も淡々と積み立て続けると報われる可能性が高いと思い、少しホッとしました。

ただし、過去の実績は未来を保証するわけではありません。

もし、米国が衰退するような未来が来ると、これらの計算は全て狂ってしまうので悪しからず。

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