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投資初心者が見ておきたいシーゲル教授のグラフ

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株式で長期投資をするうえで最も有名な本の一つであるシーゲル教授の「株式投資」

過去200年分のデータを分析し、株式で資産形成することがとても有効である根拠がこの一冊に記されています。

コンビニでを投資系の雑誌を買って読むくらいなら、まずこの「株式投資」を先に読みましょう。

僕本読むの苦手なんだよな・・・
こんな厚みのある本を読む自信がない(;^_^A

その気持ち、わかります。
僕も本を読み始めたのは超最近で、30年以上マンガばかり読んできたので文字だらけの本が苦手です(今も)

今回はそんなあなたのために、シーゲル著書「株式投資」を読んで印象に残ったグラフを投資初心者向けに加工してご紹介します。

この記事を読んで分かること

  • 株式投資が資産形成に有効な理由
  • 株式と債券の関係性
  • 株式は高値掴みしても大丈夫

この記事を読んでほしい人

  • 株で投資を始めたいけど躊躇している人
  • ここまで何となく投資をしている初心者の人
  • 「株式投資」等の古典書籍を読んだことがない人

シーゲル教授の「株式投資」には株式過去200年の歴史から抽出した株式の本質が詰まっています。

分厚い本を読むのが苦手だという方も、この本に掲載されているグラフを見るだけでも株式で投資をする有効性が分かり、モチベーションを上げることができると思います(^^)

今回紹介する「株式投資」は米国人が米国で株式や債券に投資をすることを前提として書かれています。

為替の影響がない等、日本人が米国株や米国債券に投資するのとはリターンやリスクは異なりますのでご注意ください。

↓為替が米国株に与える影響について詳しくはこちら↓

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投資の根拠|株式投資で一番有名なグラフ

こちらは1801年に1ドル投資したら、現在の資産額がどれだけ増えるかをグラフにしたものです。
投資家たちが株式投資をする根拠ともいえる超有名なグラフですね。

株式の伸び半端ない(;゚Д゚)

1801年に株式に投資した1ドルは200年でなんと75万ドル以上に膨れ上がります。

左側の数字を見ると1メモリで10倍になっているので、株式の伸びがいかに凄まじいかが分かると思います。

それに対し現金はインフレにより、この200年で94%も価値が下がっています。
預金による資産形成はインフレによって資産額が目減りすることが現れていますね。

実際に日本でもインフレは起きていて、この30年で100万円の価値は12万円も目減りしているんです。

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この実質リターングラフを見るだけで、株式投資の有用性と預金のみによる資産形成のリスクが分かってもらえると思います。

実際に参考になるのは50年くらい

ただ、200年前日本江戸時代。 米国も西部開拓すら始まっておらず、まだナポレオンが生きている時代です。

参考なるの戦後、株式のコンピュータ管理が始まった約50年くらいだと思います。 

こうやってマスキングしてみると、直近50年では債券のリターンは小さく、インフレによる現金価値の目減りも戦後から始まっていることが分かりますね。

参考になる株式の歴史は意外と浅いんですよ。

 

株式と債券のリターン・リスク

長期では債券は株式にリターンで勝てない

こちらは米国株式の利回りが米国債券の利回りを上回った割合を保有期間ごとに表したグラフです。

保有期間が長くなるほど株式の利回りが上回る確率が高くなっています。
10年保有でその確率は80%を超え、30年保有すると全ての期間で株式が債券を上回ります。

これまで何となく投資をしてきた方も、感覚的に債券よりも株式の方がリターンは大きいと感じていると思いますが、過去の実績をもとにそのことが証明されています。

長期だと株式より債券の方が損失が出やすい

こちらは米国株・米国債券の保有期間別の実質利回りをグラフにしたものです。

パッと見、債券はローリスク・ローリターンに見えますが、保有期間が20年を超えると元本割れのリスクは株式よりも高くなっていることが分かります。

債券は低リスクなイメージですが超長期で見ると実は債券の方が損失が出る確率は高いんです。

長期リターンだけを切り取ると株式100%の方が元本割れの確率は低いというのは目からうろこでした。

これってもう債券は不要なんじゃない?

と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

長期では株式より元本割れの確率が高いのは事実ですが、暴落発生時はクッションとして資産の減少を緩和してくれます。

特に投資初心者の方は自分のリスク許容度が分かっていない場合が多いので、暴落時に退場しない為にも、資産に債券を混ぜておくことは有効な手段となります。

↓債券が資産に与える影響について詳しくはこちら↓

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運用成績は時間と伴に平均へ近づく

先ほどのグラフからは株式と債券のリターンの差とは別に、もう一つ重要な要素が表されています。

それは用成績は時間と伴に平均へ近づくということです。

トランプ大統領の言動などで激しく値動きする株式も、時間と伴に平準化され平均値へ近づいていきます。

例えば、コインを投げると表が5連続で出ることもありますが、何百回と続けると50%に近づきます。
じゃんけんでも同じことが言えますね。

これと同じように、投資開始後の数年は含み損や含み益を頻繁に繰り返しますが、10年・20年と経過していくうちに運用成績は平均値へ収束していき、含み損を抱えにくくなってきます。

逆に言うと、ここ10年の米国株は絶好調ですが、もしかしたらコインの表が5回連続で出ているだけかもしれません。

積立投資は目の前の変動に一喜一憂することなく、長期運用が大切なんです。

 

高値掴みでも十分なリターンを得られる

こちらは20世紀の主要な株価のピークで100ドル投資した場合の実質リターンを表したものです。

今が高値なら購入は避けたいというのは当然ですが、世界経済はずっと右肩上がりなので極端に言うと常に高値です。

グラフを見ても、たとえ歴史的な高値で買ってしまったとしても長期間運用することで十分なリターンを得られることが分かります。

今の高値も10年後は暴落価格

今が株価のピークかどうかはだれにも分かりません。
そして、もし今は高値だとしても、その価格は10年後にはバーゲンセール価格である可能性が高いです。

こちらは全米株式(VTI)のチャートです。
全米株式はこの10年で価格が3.18倍になっています。

価格変動で10%も値上がりしていると躊躇したところで、その価格は10年後には暴落レベルの価値でしかない可能性があります。

これから積立投資を始めたいけど「積立の開始タイミングに悩んでいる」という方は、悩まず少額からでも今すぐ始めてみましょう。

投資を躊躇するよりも、投資を始めてから見えてくるもの・得られる経験の方がずっと有益ですよ。

↓米国株の高値掴みついて詳細はこちら↓

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まとめ|歴史から学ぶ株式投資のバイブル

要点まとめ
  1. 株式は200年で75万倍になった
  2. 長期では債券は株式にリターンで勝てない
  3. 長期だと株式より債券の方が損失が出やすい
  4. 運用成績は時間と伴に平均へ近づく
  5. 高値掴みでも十分なリターンを得られる

シーゲル教授の「株式投資」に興味が湧いてきませんか?

たった数種類のグラフを見ただけでも株式投資がいかに魅力的かがわかってもらえたかと思います。

このグラフをみると投資のモチベーションが上がるね!!

ですが今回紹介したのは、ほんとごく一部です。

電子化されていないのが玉に瑕ですが、書籍「株式投資」の中にはまだまだ株式投資の歴史・実績・魅力が沢山記されています。

難しい部分は読み飛ばしてもいいので、これから株式投資を始めたい方、始めたばかりの初心者の方は、これを機にシーゲル教授の「株式投資」で学んでみてはいかがでしょうか(^^)

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