つみたてNISAやiDeCo、ウェルスナビなどで積立投資をされている方は、暴落時こそ売却してはいけない!仕込み時だ!ということはよくご存じだと思います。
↓え?そうなの?という方はこちらをお読みください↓
投資の世界では「悲観で買って歓喜で売る」という格言をよく聞きますが、原則としてこの格言を守れない方は確実に負けています。
格言を知っておきながら、売って負けてしっまう奴なんてバカなヤツだ!と思う方は多いと思いますが、この格言、実は言うは易く行うは難しなのです。
ここ20年で発生した代表的な大暴落、リーマン・ショックとITバブルを例にとって解説します。
リーマン・ショックでは半年かけて価値が半分に
2018年10月に世界同時株安が発生後、Huaweiショックなどの米中貿易摩擦などにより価格を大きく下げています。
その結果、2018年12月現在、ぼくのウェルスナビや投資信託の実績は-8%。183万円投資して評価額は168万円と15万円の含み損となっています。
これくらいの含み損であれば、多くの人が「今は仕込み時や」と思っていることでしょう。
しかし、リーマン・ショックはレベルが違います。
現在は8%程度の含み損ですが、リーマン・ショック時は45%も値を下げているのです。しかも、半年もかけて。
2018年12月現在、価格が下がり始めてまだ2ヵ月程度です。ここからまだ下がる可能性は十分ありますよ。
あなたは、資産が45%減った時も平常心でいられますか?
投資歴の浅い僕を例にすると、183万円が45%減ると約100万円になります。含み損は83万円と泣きそうになりますが、正直、人生が終わるほどの損失ではありません。
これが20年後。頑張って積み立てた資産が2000万円、定年まであと10年か、というタイミングで2000万円が1100万円まで減ったらどうでしょう?
あなたは正気でいられますすか?
このようなタイミングで自分に本当に降りかかってくると、残り10年で巻き返せるか?とかもっと下がったらどうしよう?とか老後大丈夫か?と様々な思いが循環し、正気と冷静さを奪っていくはずです。
僕は冷静でいられるか、正直自身がありません・・・。
「悲観で買って歓喜で売る」という格言は言うは易く行うは難しなのです。
ITバブル崩壊後は10年以上低迷した
約20年前にはITバブル崩壊がありました。
このITバブル崩壊の恐ろしさはその期間の長さにあります。
底値になるまで約2年。そこから価格が戻るまで約7年。価格が戻ったと思ったら、1年もたたずリーマン・ショックが発生し、トータルで約13年と非常に長い期間、辛い時期が続いきました。
↓ITバブル崩壊の詳細についてはこちらをお読みください↓
リーマン・ショックからのこの10年は米国株を中心に株価がものすごい右肩上がりで、ネット上にはその10年だけを切り取った楽観的な情報が大半を占めています。
ぼくもその情報を見て投資を始めた一人です。
しかし、10年そこそこのチャートみ見たくらいでは投資の本質は見えません。暴落が起きた時は、ここから10年以上はツラい思いをするかもしれないということを想定しておくことが重要なのです。
それでも売らなかった人が歓喜を得る
ここまでネガティブな話ばかりしていましたが、この悲劇を乗り越えた人たちには歓喜が待っています。
事実、米国株はここ10年で価格が2倍以上となっています。悲劇が起きた時に売却せず、我慢しながらも安価に買い付けていた口数がここで爆発するのです。
↓その実体験を記された記事がこちらです(外部サイト)↓
ここ最近は、相場がすっかり弱気になり、2018年に投資を始めた人は全て含み損というところまで価格が下がり、ネガティブになっている方も多いと思います。
もしかしたら今が暴落の入り口で、ここから10年以上、つらい思いをし続けるかもしれません。しかし、強靭な精神力と忍耐力でグッと耐え、将来、共に成功を勝ち取りましょう!
暴落時の心構え等、関連記事を貼っておきっますので、よかったらお読みください(^^)
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