米国株めっちゃ儲かるやん!
これはやらねば損!!
2019年、絶好調だった米国株に魅せられて投資を始めた方も多いのではないでしょうか?
しかし、2020年2月、コロナショックによって株価は大きく下落しました。
うわー、めっちゃ下がった(;゚Д゚)
え、これヤバくない?
と面食らっていませんか?
自分の大切な資産を運用するわけなので、自分の資産が減ってしまうことに恐怖を覚えることは当然の反応です。
そんなあなたにアドバイスです。
長期投資はここで売却する(止める)と負け確定です。
ということで、今回は初心者がインデックス投資で失敗しない秘訣をまとめてみました!
失敗しない為にまず必要なのは難しい専門知識ではなく、インデックス投資の特性を知ることなんですよ。
この記事を読んで分かること
- インデックス投資は精神力と忍耐力が必要な投資方法である
- 失敗しないための線引きの方法
- 何が起きても売らない(止めない)人が勝つ
この記事を読んでほしい人
- 将来に向け、インデックス投資で資産運用をやってみたいけど、失敗が怖くて始めることを躊躇している方
インデックス投資で失敗しない為に必要なことは、「投資の知識」や「相場を読む力」などの「知識と能力」ではありません。
誤解を恐れずいうと、失敗をしない為に最も必要なものは「気合と根性」や「忍耐力と精神力」などの「耐えく気持ち」です。
なんか旧世代的だな・・・
と思うかもしれませんが、本当にその通りで一番大事なのは「耐える心」です。
それを踏まえまして、失敗しない秘訣は次の3つです。
- インデックス投資は必ず含み損を抱える投資方法であることを知る
- 自分が価格変動に対してどれくらい耐性があるのかを調べる
- 暴落しても売っては(止めては)いけない
それでは、これら3つの秘訣を具体的に解説していきます。
目次:ジャンプできます
インデックス投資は必ず含み損を抱える投資方法である
投資初心者の方でよく失敗する理由の一つとして、高配当投資を含め長期コツコツのインデックス投資は含み損を抱えながら運用する投資方法であることを理解していないということがあります。
インデックス投資は株式などに投資するため、当たり前ですが価格変動があります。
価格変動があるということは、これも当たり前ですがプラスにもなればマイナスにもなるということです。
しかし、この当たり前のことですら理解していないというか、自分の身に降りかかることを想像できていない方がとても多いです。
自分の身に降りかかることを想像できていないため、目の前の相場に一喜一憂してしまい、ちょっと大きな変動に耐え切れずにスグ売却し失敗してしまうのです。
こんなのツラ過ぎ、もうやめたい・・・
最初は「当たり前」といいながら「もうやめたい」ってなる人がホントに多い・・・
これまで銀行預金しかしたことがなく、含み損を抱える経験がない方は、10%程度のマイナスでも心が折れてしまうことがあります。
しかし、インデックス投資ではこの程度の変動は日常茶飯事です。
故に、最初の数年は頻繁に含み損を抱えます。
今回のコロナショックも数字的にはまだ日常的な値動きの範囲内で、暴落ではなく急落ですよ。(現時点では)
シミュレーションと実際の値動きは全然違う
こちらは米国株式(S&P500)に毎月1万円積み立てた場合の資産推移と同じ利回りで定率増加する資産推移を比較したものです。
1998年から円建S&P500に定額積立すると年平均利回りは約6.5%ですが、実際の資産額は殆どの期間、定率増加を下回っていることが分かると思います。
資産はシミュレーションのように定率で増える訳ではないんです!
まずはインデックス投資が常時10%程度の変動をしていて、それが自分の身に降りかかる投資方法であるということを知っておきましょう。
インデックス投資はとてもお手軽に始められる投資方法ですが、ひたすら続けるには忍耐力と精神力が必要なんです。
↓インデックス投資の特徴について詳しくはこちら↓
インデックス投資で失敗しない秘訣①
- インデックス投資は含み損を抱えながら資産を増やす投資方法であることを知っておく
(今回の急落も現時点では日常的な値動きの範囲内である)
このことを知っておくだけでも、安易に売却し損を抱えたまま失敗する可能性は低くなります。
どこまで耐えらるか?具体的な線引き方法
インデックス投資は含み損に耐えながら資産を増やす投資方法であると説明しました。
しかし、自分の大切な資産です。
言いうのは簡単ですが、実際に耐えるのは難しい。
頭でわかっていても、先ほどの例のように実際自分に降りかかると耐えられなくなることが想定されます。
なので、まずは自分がどこまでの含み損(価格変動)に耐えらのかを考えてみましょう。
このように価格変動への耐性のことをリスク許容度といいます。
含み損(価格変動)への耐性は人によって異なり千差万別です。
自分ならどこまで耐えられるのかの「自分のリスク許容度」を調べること失敗しないためのもう一つの秘訣です。
実は、投資しようとしている(投資している)金融商品(投資信託)がどれくらいのリターンがあって、どれくらい価格変動するのかは数値化することができるんです。
図のような「リターン5%・リスク10%」という投資信託があった場合、
- 1年間で得られる期待リターンは5%
- その5%を中心に68.8%の確率で±10%で変動するリスクがある
ということになります。(1標準偏差の場合)
その数値を自分の資産に当てはめて増減を想像し、自分ならどこまで耐えられるのか線を引き、リスク許容度を測ってみましょう。
↓具体的なリスク許容度の測り方はこちら↓
↓投資信託のリターンとリスクの調べ方はこちら↓
インデックス投資で失敗しない秘訣②
- 自分が価格変動に対してどこまでの耐性があるのかを知る
インデックス投資で負ける人は暴落時に売却する(やめる)人
何度も言いますが、インデックス投資は含み損を抱えながら運用する投資方法です。
含み損には日々の価格変動によるものと暴落によるものがあります。
そして、長期間インデックス投資をしている限り、○○ショックといわれる大暴落には必ず出くわします。
これを回避することは不可能で、あなたが必死で積み立てた資産にもその牙は容赦なく襲い掛かり、大きく資産を減らすことでしょう。
大きく資産を減らすことで、かなりツラい時期が続きますが、ここで売却・撤退してはいけません。
暴落時に売却して投資を止めてしまうことが一番の悪手です。
辛くても何もなかったかのように、今まで通り淡々と積み立てを続けることが大切なのです。
と思う方はリスクの取り過ぎです。
どこまで耐えられるかの線引きが上手くいっていない証拠なので、もっとローリスクな銘柄への切り替えを検討しましょう。
世界経済が成長することが前提ですが、インデックス投資で負ける人は価格が下がった時に売却・撤退する人ということは売却しないで済む範囲で投資をしていれば負けないということです。
インデックス投資で失敗しない秘訣③
- 暴落しても売っては(止めては)いけない
まとめ|耐えられるリスク内で投資し、ひたすら耐える
- インデックス投資は必ず含み損を抱える投資方法であることを知る
- 自分が価格変動に対してどこまでの耐性があるのかを知る
- 暴落しても売っては(止めては)いけない
- インデックス投資は売却しない限り負けない
最初にも言いましたが、インデックス投資を失敗しない秘訣には「投資の知識」や「相場を読む力」などの「知識と能力」はあまり必要ではなく、「忍耐力と精神力」などの「耐えく気持ち」の方が大切です。
これらを踏まえたうえで
インデックス投資で失敗しないコツ
- 自分がどこまで耐えられるかを知る
- その範囲内で金融商品を選ぶ
- 何が起きても耐え続け、積み立て続ける
インデックス投資は、将来成功するための修行のようなものです。
本質を知り、目先の損益に惑わされない強靭な精神力と忍耐力を身に付けましょう。
↓インデックス投資を始める手順について詳しく知りたい方はこちら↓
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