1-1.長期投資の基礎知識

±10%は日常茶飯事!積立投資はお手軽だが続けるのは難しい

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ちょっと待ったぁ!

確かに積立投資は優秀な資産形成方法ですが、その特性を知らずに始めると、あなたの人生を狂わす可能性がありますよ!

今回は積立投資の特性について解説します。
この特性を知っているか知らないかで人生を左右するかもしれませんので、是非お読みください!

この記事を読んで分かること

  • 積立投資はお手軽に始められるが、実は強靭な忍耐力と精神力が必要な投資方法である
  • 積立投資の特性を知らないと人生が狂うかもしれない理由

この記事を読んでほしい人

  • 積立投資をこれから始めようと考えている方
  • 積立投資を始めて数ヵ月、まだ大きな含み損を抱えたことがない方

当ブログを含め、様々なサイトでインデックス投資などの積立投資は「簡単・お手軽」と紹介されています。

積立投資は確かに簡単・お手軽に始められる資産運用です。
しかし、投資初心者がそれを維持するのは意外と難しいんです。

なぜ難しいのか?

それは、含み益・含み損を繰り返しながら資産を増やすという積立投資の特性を知らない方が多いからです。

積立投資での運用に、「米国株は最強だ」や「債券は安定している」などの知識も必要ですが、初心者がまず知るべきは知識ではなく特性です。

積立投資の特性を知り、負けにくい積立投資家を目指しましょう!

±10%程度の変動は日常茶飯事

積立投資は株式などに投資するため、当たり前ですが価格変動があります。
価格変動があるということは、これも当たり前ですがプラスにもなればマイナスにもなるということです。

当たり前なのですが、このことですら理解と覚悟た足りていない人が多いのです。

100万があっという間に90万になってしまった!
こんなのツラ過ぎ、もうやめたい・・・

ちょっと大きめの変動があると、このようなツイートが一定数出てきます。

ですが、積立投資ではこの程度の変動は日常茶飯事です。
±10%の変動すら許容着ないのであれば、積立投資は向いてないと言ってっていいでしょう。

まずは積立投資が常時10%程度の変動をしている、それが自分の身に降りかかるということを知っておきましょう。

積立投資の特性①

  • 積立投資は±10%程度の変動は日常茶飯事である

最初の数年は頻繁に含み損を抱える

積立投資は最初の数年間は頻繁に含み損を抱えます。

含み損から脱出するまでの期間は1日で終わることもあれば、数ヵ月~数年かかることもあります。

こちらは僕が運用している「全米株式」「先進国株式」「新興国株式」の損益推移です。

見ていただくと分かるように、優秀といわれた全米株式でも2ヵ月弱、最大6万円ほど含み損を抱える場面がありました。
先進国株式、新興国株式に至っては、ほとんどの期間で含み損を抱えています。

数ヵ月~数年間含み損を抱えた時、あなたは耐えられますか?

年末はニュースになるほどの株価急落があったので、2ヵ月で15%ほど資産が溶けましたが、これでも大暴落というレベルではありません。

これ、積立投資では平常運転ですよ。

積立投資の特性②

  • 頻繁に数ヵ月~数年単位の含み損を抱えることがある

歴史的大暴落が発生すると資産価値は半分になる

僕が生きている間に、もう大暴落は来ないと思う

こう思っている人、結構多いのですが、決してそんなことはありません!

長期間投資をしている限り、○○ショックといわれる大暴落には必ず出くわします

これを回避することは不可能で、あなたが必死で積み立てた資産にもその牙は容赦なく襲い掛かり、大きく資産を減らすことでしょう。

米国集中だろうが世界分散だろうが株式は半分になる

こちらは、リーマンショック時の全米株式と全世界株式のチャート比較です。
ご覧の通り、どちらも価格が約半分になっています。

このブログを見ていただいている方は株式が金融資産の中心のハズです。

全世界に分散しているから大丈夫と思っていても、株式である限りは大暴落があると価値が半分になるということを知っておきましょう。

積立投資の特性③

  • 大暴落に巻き込まれると資産は半分になる
  • これを回避することはできない

対処法は何があっても売却しないこと

最初に説明した通り、積立投資は含み損と含み益を繰り返しながら資産を増やしていく投資方法なので、最初の内は頻繁に損をします。

しかし、その損は一時的な損です。

積立投資は売却しない限り損は確定しません。
損しても淡々と投資を続けることで損を取り戻すことができるのです。

それに対し、我慢できず売却し投資を止めてしまうと損が確定してしまい、永久的な損となります。

これは大暴落で資産を減らした場合も同じことです。

積立投資で負ける人は含み損に我慢しきれずに売却してしまう人が殆どなんです。

積立投資の特徴を理解し、将来のための投資であって今の損得に一喜一憂することは意味がないということを知っておくだけで、積立投資で負ける確率はグッと下がります。

長期目線で損得を考えよう

投資には「損をする」可能性があります。

しかし「損をする」にも種類があります。
投資で資産形成を行う上では

  1. いつ損をするのか
  2. いつまで損をするのか

ということが重要になります。

今積み立てている資産は将来に使うお金ですよね。

ということは、将来必要な時にしっかりとした資産があればいい訳で、そのお金が今いくら減ろうが関係ないですよね。


出展:ウェルスナビコラム

積立投資は世界の経済成長を利用して資産を増やす投資方法です。

これまで説明した通り、最初の数年は含み損を抱えやすいですが、投資先の経済が成長することで含み損を抱えにくくなってきます。

目先の損益ではなく、将来を見据えた長期目線で運用が成功への絶対条件なのです。

まとめ|積立投資は含み損を抱える投資方法なのだ

要点まとめ
  1. ±10%程度の変動は日常茶飯事
  2. 最初の数年は頻繁に含み損を抱える
  3. 歴史的大暴落が発生すると資産価値は半分になる
  4. 含み損を抱えても絶対に売却してはいけない

始める前に知っておいてほしいことは

積立投資は含み損を抱えながら資産を増やす

という特性を持っていることです。

この特性を知らずに始めると、相場に振り回され、含み損に耐え切れず売却し損を確定してしまうと、あなたの資産を大きく減らしてしまうのです。

突っ込んだ資金が大きければあなたの人生を狂わしてしまうかもしれません。

耐えられないなら投資先を変更しよう

それを分かったうえでも耐えられないのであれば、それはあなたのリスク許容度を超えていることを表しています。
価格変動の少ない債券の比率を増やしたり、変動のない現金の比率を増やすなど、自分に合った配分に変えていきましょう。

【用語解説】リスク許容度(りすくきょようど)暴落などで資産がマイナスになった時に、自分はどの程度までのマイナスなら耐えられるか、という度合いのことをリスク許容度といいます。リスク許容度は人によって全く異なり、自分のリスク許容度に合った金融商品を選ぶことが大切です。...

積立投資はお手軽に始められる投資方法ですが、維持していくには強靭な忍耐力と精神力が必要です。

含み損を抱えることは日々あることなので、それを想定して運用していきましょう。

 

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