2018年10月あたりから米中貿易摩擦などにより株価が大きく下がっていますね。
ウェルスナビや投信積立で運用している方は多くの方が含み損を抱えているのではないでしょうか?
ですが追加投資のタイミング・時期としてはまだ早い!
今回はその理由を解説していきたいと思います。
今はまだ底値ではないかもしれない
なぜ、今が追加投資の時期ではないかというと、今後まだ価格が下がる可能性があるからです。
下のグラフは米国株VTIのリーマン・ショック時のチャートです。
リーマン・ショック時は暴落が始まって底値まで約半年の時間がかかっています。
2018年12月は株価を大きく下げました。今回がリーマン・ショック級の暴落になるのかはわかりませんが、早々に追加投資をしてしまうと、その後すぐ含み損を抱えてしまう可能性が高いのです。
ちなみに、2000年に発生したITバブルの崩壊時は底値になるまで約2年もの時間がかかっています。
↓詳しくはこちらをお読みください↓
2018年10月から株価は不安定となり、2018年12月現在は株価が下がり始めてからまだ3ヵ月ほどです。
しかも、株価下落の主な要因である米中の貿易摩擦は全く改善しておらず、むしろこれからが本番です。
株価下落の要素がまだ多い今の時期に追加投資をする必要はないのです。
底値から1ヵ月後の追加投資でも資産は十分増える
追加投資のタイミングを逃してしまうと、その後の利益の機会損失になってしまうと考えがちですが、追加投資は底値を通り過ぎて1ヵ月後でも十分に資産を増やすことが可能です。
こちらは、リーマン・ショックが発生してから底値になるまでの期間で、どのタイミングで追加投資をするとどれくらいのリターンを得られかシミュレーションした表です。
表を見ると、暴落開始直後に追加投資するより、底値で追加投資した方が圧倒的にリターンが大きいことがわかります(当たり前ですが・・・)。
そしてポイントとなるのは、底値から脱出した翌月の2009年3月に追加投資をしても624,053円もリターンがあり、この中では2番目の大きさになることです。
底値を通り越して、株価が上昇に転じた後の追加投資でも十分に資産を増やすことができるのです。
↓追加投資のタイミングについての詳細はこちらをお読みください↓
今は追加投資に向けて余剰資金を貯めよう
今追加投資しても、無限ナンピンが続く可能性が高いので、それなら今はグッと我慢して、その投資資金を来る時に向けて、貯めていきましょう!
僕は毎月、つみたてNISAを3.3万円、iDeCoを1万円、楽天VTIを1.7万円の合計6万円を積み立てていましたが、現在は投資額をつみたてNISAとiDeCoのみに抑えています。
今後、リーマン・ショック級の暴落が到来した場合は、底値を過ぎた後に別で確保している余剰資金も含めて突っ込む予定です。
投資初心者は「暴落よ来い!」と祈れ
このブログをお読みいただいている方は僕のような一般サラリーマンで投資歴が1年未満くらいの投資初心者で、投資した金額も100万円くらいの方が大半だと思います。
リーマン・ショック時は半年かけて45%も値が下がりました。
僕の現在の投資額は183万円です。
183万円が45%減ると約100万円になります。含み損は83万円と泣きそうになりますが、正直、人生が終わるほどの損失ではありません。
これが20年後。頑張って積み立てた資産が2000万円、定年まであと10年か、というタイミングで2000万円が1100万円まで減ったらどうでしょう?
あなたは正気でいられますすか?
長期間、投資をしているとリーマン・ショック級の大暴落は必ず訪れます。
暴落時は投資歴が長く、資産が多ければ多いほど強靭な精神力と忍耐力が必要となります。資産総額の少ない初心者の時点で来てくれた方が損失も精神的ダメージも大幅に軽減できます。
嫌な経験は早いうちに済ましておきたいですよね。
暴落時の心構え等、関連記事を貼っておきっますので、よかったらお読みください(^^)
これから来るかもしれない大暴落に備えて、しっかり準備をしておき、将来、共に成功をつかみ取りましょう!!
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