投資の「と」の字を知らなくてもお手軽に投資を始められるウェルスナビ。
そのお手軽さゆえにウェルスナビが投資する金融商品について詳しく知らないって方は結構多いはず。
ということで、取扱金融商品(ETF)についてご紹介します。
今回は日欧株(VEA)です。
この記事を読んでわかること
- 日欧株(VEA)の概要
- 日欧株(VEA)を構成している主な銘柄
- 日欧株(VEA)の過去10年のチャート
- ウェルスナビでの日欧株(VEA)の実績
この記事を読んでほしい人
- ウェルスナビが何に投資をしているのかよくわからない方
↓他の金融商品についても知りたい方はこちら↓
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日欧株(VEA)とは
まずは日欧株(VEA)がどんな商品なのかをご紹介します。
VEAとは
「バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF 」の略で、組み入れ銘柄数は約3,700銘柄。ウェルスナビでは日欧株と表現されていますが、カナダやオーストラリア等の株が含まれており、先進国24か国へ投資する商品です。
どんな国が含まれているの?
こちらは日欧株(VEA)の国別保有配分です。
地域別にみると日英で約4割を占めています。
日欧株という名称ですが、オーストラリアや韓国、香港などアジア地域も含まれています。
地域の分散に加え、大型株から小型株まで包括しているETFなので、VEA1本で先進国の分散投資が可能というのがこの商品の特徴です。
こちらはVEAに含まれる銘柄TOP10です。
日本では聞きなじみのない企業も多いですが、ロゴは見たことあるって方、多いのではないでしょうか?
1番比率の高いロイヤル・ダッチ・シェルはヨーロッパ最大の石油メジャーです。日本のトヨタは5番目に多い比率で組み込まれています。
こう見るとエネルギー関連企業が多く含まれていることがわかりますね。
日欧株(VEA)の過去10年間のチャート
過去10年間のVEAの価格推移です。
リーマンショックによって大暴落を起こし、現在ではまだリーマン・ショック前の水準まで価格が戻っていません。
リーマン・ショック後は右肩上がりではありますが、VEAは暴落時のリスクが高い商品であると言えます。
積立投資において、暴落などマイナスが出た時の心構えについてはこちらの記事がおすすめです。
ウェルスナビでの日欧株(VEA)の実績
ぼくが運用しているウェルスナビのポートフォリオです。(2018.10.2現在)
米国株(VTI)は総資産額の33.5%で、日欧株(VEA)と並び大きな割合を占めています。
気になるリターンですが、2018年9月に日経平均株価がバブル崩壊後から26年ぶりに高値を更新したこともあり、運用期間半年で利回り4.8%とまずまずのパフォーマンスです。
こちらは資産別の損益推移です。2018年10月3日時点では日欧株(VEA)は米国株(VTI)に次ぐリターンとなっていますが、上下幅が大きく安定性に欠ける印象です。
日欧株(VEA)と米国株(VTI)だけ表示してみると、値動きが見事にリンクしています。ただし、日欧株(VEA)の方が水準が低く上下幅も大きいのが現実ですです。
こうなると米国株(VTI)一本で投資した方が儲かるんじゃね?
日欧株(VEA)ってあった方がいいの?
なんて思ってしまいますね。
しかし、ここから20年、30年後はどうなっているか分かりません。
こちらは週刊ダイヤモンドからお借りした、平成元年と平成30年の世界時価総額ランキングです。
30年前の平成元年は日本が世界を席巻していました。TOP20の内、14社が日本企業です。しかし、バブル崩壊後、日本は暗黒の20年という長い低迷期に入り、30年後の現在はTOP20には1社も入っていません。ちなみに平成30年の日本企業のトップはトヨタ自動車で35位です。
このように、30年後は世界がどうなっているか分かりません。
今は微妙な日欧株(VEA)ですが、この中から米国を凌ぐ国が出てくるかもしれません。
そんな将来も想定した資産配分をウェルスナビは取っているのです。
金融商品の選択に自信がない方のためのウェルスナビ
ここまで説明した通り、日欧株(VEA)の特性を分かっていただけたかと思います。
しかし、日欧株(VEA)の特性が分かったところで、では「どれくらいの配分で買えばいいの?」という判断は難しいですよね。
このように、投資で資産を増やそうと思うと、基礎知識、金融商品の知識、商品を選択する判断力が必要です。
これらの習得は時間がかかりますし、知識なしで投資の世界に飛び込むと、高い確率で大きな授業料(失敗)を払うことになります。
そんな方々にマッチするのが、投資を外注するウェルスナビというサービスなのです。
世の中には様々な投資方法が存在しますが、投資未経験・知識ゼロで始めるのであれば、ウェルスナビは本当におすすめです。
今回ご紹介したとおり、もちろんデメリットはありるのですが、それを差し引いてもこれほどお手軽に投資を始められるサービスはありません。
↓ウェルスナビについてもっと知りたいという方はこちら↓
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