#ベストバイストック2020 参戦!
この記事は歴戦の投資家である ななしさん(@_teeeeest )が主催する「投資ブロガーが2020年の買ってよかったストック(株)を紹介する」企画です。
↓企画の詳細はこちら↓
昨日のかず先生(@kazuya04012007)からバトンを受け、イベント12日目の本日はわたくしナザールが2020年に買ってよかったストックをご紹介します♪
↓かず先生のベストバイストック「SPYD」はこちら↓
SPYDは年明けまでは大人気銘柄でしたが、2月の暴落後に価格が戻らない&大幅減配でケチョンケチョンに叩かれた1年でしたね。
僕のSPYDもケッチョンケチョンで1年の大半で含み損を抱えていましたが、コツコツ買い増ししたおかげで現在は10%ほどの含み益まで回復しています♪
かず先生の記事はSPYD×テクニカル分析を紹介しながら対極の長期投資の本質にも迫る大変おもしろい記事なので是非お読みください(^^)
さて、僕が紹介する買ってよかった銘柄・ベストバイストックは2年連続で楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下:楽天VTI)です。
今回はお祭りなのでアイキャッチ画像にも凝ってみました(笑)
最初は流行り要素を詰め込みまくった感じだったのですが、さすがに「倍返し」要素はないので修正。
気が付いたらアイキャッチ画像作るだけで3日もかかってしまいました(笑)
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
今年はVTIについていろいろ検証を行った年でもありました。
これらの検証結果などを基に
- 楽天VTIを3年積み立てた投資成績
- 楽天VTIとSBI・S&P500との比較
- 楽天VTIと本家VTIの比較
について紹介いたします。
目次:ジャンプできます
楽天VTIを3年積み立てたら24.3%増えた
僕がベストバイストックに楽天VTIを選んだ理由は、やっぱりしっかり増えてくれたからです。
「経験」という意味ではSPYDも良かったのですが、早期回復からの大きな含み益となった楽天VTIは、一喜一憂は意味ないと言いながらも僕の心を満たしてくれました。
こちらは つみたてNISAの実績です。
12月9日時点では+26.42%、含み益も30万円を超えました。
ちなみにこちらは去年(2019年)の同じ時期の実績。
コロナショックなんてなかったかのように含み益が上積みされています。
こちらは つみたてNISAの年度別成績です。
初年度の積み立て分が一番増えていますね♪
たった3年でも一番時間を味方にして着々と増えていくという積立投資の特徴が表れています。
最後にトータルの実績です。
僕は つみたてNISAだけでなくiDeCoや特定口座でも積み立てをしています。
トータルの評価損益は24.27%
単純に3年で割ると年平均8.1%と素晴らしい成績です!
S&P500との比較|暴落後に楽天VTIの逆襲は始まる?
実は昨年のベストバイストックの記事で、暴落後にVTI(CRSP USトータル)はS&P500上回るという分析を行いました。
昨年の記事ではVTI(CRSP USトータル)が暴落を乗り越える度にS&P500のチャートを引き離しており、暴落後は楽天VTIの方が有利という旨の紹介をしています。
↓詳しくはこちら↓
気になりますよね?
調べてみましたよ!
↓それがこちら↓
こちらは2020年1月6日から12月7日までの楽天VTIとSBI・S&P500の基準価額推移です。
大型株のみのSBI・S&P500に対し、楽天VTIは小型株を時価総額に対して20%ほど含んでいて、暴落後はこの小型株の効果で若干S&P500より有利になると言われています。
ただ、今回は11月以降にS&P500を引き離しているので、小型株というよりはテスラの影響が大きいのかもしれません。
テスラはS&P500に組み込まれるというニュースが11月に発表され、そこから株価が爆発的に伸びています。
先ほどの楽天VTIとSBI・S&P500のグラフも11月半ばあたりから差が出始めていますね。
楽天VTIにはテスラは0.885%含まれており、構成比率では14番目の多さです。(表は本家VTIのもの)
この数値は10月末時点なので、今は株価爆伸びによって10位以内に食い込んでいるかもしれませんね。
SBI・S&P500は入れ替わりがありますが、楽天VTIに入れ替わりはありません。
テスラのような企業が現れた場合、S&P500はその恩恵を受けられませんが、全米をカバーする楽天VTIは恩恵を余すことなく受けることができるのです!
テスラは既に超大型株ですが、下からのし上がってくる企業の成長の恩恵を全て受けられるのは楽天VTI最大の強みですね!
理由はどうあれ、今回も暴落後は楽天VTIが伸びていることがわかりました(ちょっとだけど)
本家VTIより楽天VTIの方が儲かる!?
2020年は楽天VTIについていろいろ検証しましたが、一番反響が大きかったのはこの話題です。
の疑問を解決するべく、両者のパフォーマンスを徹底検証しました。
その結果もここで再度共有したいと思います。
結論を言うと、
本家VTIより楽天VTIの方がハイパフォーマンス
(僕の検証では)
投資額や投資期間などを組み合わせ様々なパターンで検証してみましたが、どのパターンでも楽天VTIの方が若干ハイパフォーマンスでした。
↓詳しくはこちら↓
楽天VTIは税金で有利
大きな要因は分配金にかかる税金の差です。
通常、投資で得た利益にはご存じの通り20.315%の税金がかかります。
しかし、本家VTIは米国株式なので分配金が出た場合、受け取る前に米国で10%の税金が徴収されます。
米国税を徴収された後、さらに国内で20.315%の税金がかかるので、実際に手元に来るのは約7割程度です。
この米国の税金は確定申告で外国税額控除を行うことで取り戻すことができますが、一般的なサラリーマンの年収では全額を取り戻すのは困難です。
それに対し、楽天VTIは米国の税金が徴収された時点で再投資を行いますので、国内税の20.315%が発生しません。
今回のシミュレーションではこの税金の差が大きく表れました。
↓外国税控除について詳しくはこちら↓
手数料は大差ない
手数料に関しても、信託報酬は圧倒的に安いですが、SBI証券の外貨預金でドル転しないと為替手数料がかさむためメリットは薄くなります。
さらに本家VTIは売却時にも売却金額の0.495%(最大22ドル)の手数料が発生するのも大きいですね。(楽天VTIはかからない)
個人的には、
- 分配金の再投資で効率が良い
- 100円から購入できる
- 自動積立も可能
である楽天VTIの方が日本で投資するには優れていると信じています。
まとめ|僕のベストバイは楽天のVTIだけど、好きな銘柄を買ったらええんやで
- 楽天VTIを3年積み立てたら24.3%増えた♪
- コロナ後はSBI・S&P500より楽天VTIの方が伸びている
- テスラのような企業の恩恵を受けられるのもVTIのメリット
- 本家VTIより楽天VTIの方が有利(ナザール調べ)
今年は色々シミュレーションをすることで楽天VTIの魅力をより深く知ることができた1年でした。
VTIは高配当投資として成立するのか?とかしょうもない検証もやりました(笑)
ブログやTwitterを見ているとS&P500派の方の方が多いですが、僕は入れ替えがなく、誤差の範囲といえどS&P500を上回るという理由で楽天VTIに投資しています。
最近は「楽天VTIもSBI・S&P500も本家VTIってどれがいいの?」ってよく聞かれるのですが、「この3人の中で誰が好き?」って聞いてるようなもです。
実力は似たようなものなので自分が好きな銘柄に投資しましょう。
そして好きになったら、その銘柄のことをしっかりと知りましょう。
知ることで不測の事態が起きてもテンパる可能性は下がりますし、投資家として一歩前に進めると思っています(^^)
ちなみに僕は伊之助が好きです。
ということで、今年買ってよかった楽天VTIの魅力をご紹介しました(^^)
さ~て、明日のベストバイストックは
さて、早くも半分近くを消化しました【ベストバイストック2020】
明日12月13日はみんな大好きなまずんさんです♪
なまずんさんは、データベース化された超わかりやすいブログ「弱者のゲーム」を運営されています。
つみたてNISAで運用している方は、とりあえずこの記事をブクマしておきましょう!
↓↓↓↓
ちなみに、なまずんさんは文章のプロでもあり、僕のブログも添削・アドバイスをいただいています。
明日はどんなストックが紹介されるのか楽しみですね(^^)
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