米国株

楽天VTIはS&P500より暴落に強い!過去リターンで検証してみた

あなたは楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下:楽天VTI)派ですか?とれとも、eMAXIS Slim米国株式(以下:S&P500)派ですか?

結局どっちが優秀なの?

両者は2018年の流行語にノミネートされた「GAFA」が表す企業、Google、Apple、FACEBOOK、Amazonのすべてが含まれており、世界最強の名をほしいままにしています。


出展:キングダム29巻

天下を二分する米国株式投資信託、いったいどっちが最強なのか?

ならば決めねばなるまい!

どちらが最強なのかを!!

ということで、今回は楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下楽天VTI)とeMAXIS Slim米国株式(以下S&P500)のそれぞれの違いと5年、10年、15年の利回りを比較してみました。

この記事を読んでわかること

  • 楽天VTIとS&P500の違い
  • 楽天VTIとS&P500の利回り比較
  • 楽天VTIの方が暴落に強い理由

この記事を読んでほしい人

  • 米国株に投資したいけど、楽天VTIとS&P500のどちらがいいのか迷っている人

「どちらが優秀か?」という問いがあれば「どちらも超優秀です」が答えになります。
近年のリターンはほぼ互角で素晴らしい実績を残しています。

どちらも最強クラスの優良商品です。

僕は楽天VTI派ですが、S&P500派の方も沢山いますし、どちらかをメインに投資をしても、明るい将来をつかみ取れると思っています。

ただ、暴落を含む長期のチャートで比べると、楽天VTIが有利になるんです。
VTIとS&P500の違いを見ながら掘り下げていきましょう。

両者は一見似ているが実は異なる

こちらは楽天VTIとS&P500の違いをまとめたものです。

実は、似ているようで結構違うんですよ。

一番の違いは

  • 楽天VTIはバンガード社の金融商品である「VTI」のみを買い付ける投資信託
  • S&P500は「S&P500」と呼ばれる米国の株式指標と連動させたインデックスファンド
あの~、
意味がよく分からないんですけど・・。

楽天VTIはインデックスファンドと名がついていますが、結局のところ、楽天が卸業者となって1口10万円以上する米国のVTIという商品を買い付け、みんなに少しずつ切り分けて販売している金融商品です。

それに対し

S&P500は米国の株式指標「S&P500」(日本で言うと日経平均のようなもの)に連動するように作られたインデックスファンドと呼ばれる金融商品です。

↓インデックスファンドについて詳細はこちら↓

【用語解説】インデックスファンド(いんでっくすふぁんど)インデックスファンドとは「日経平均」や「ダウ平均」等の株式指標(インデックス)と同じような値動きをするように作られた投資信託です。...

このように、そもそもの商品コンセプトが異なるのです。

米国株式全域か大型500企業か

楽天VTIは小型株を含む米国株全域が対象なのに対し、S&P500は大型株のみ500銘柄が対象となっています。
ちなみにこの500銘柄で米国株時価総額の約8割を占めており、残りの小型株2割が入っているかどうかが直接的な違いとなります。

 

過去チャートの実績比較では長期になるほど楽天VTI有利

過去のチャートを使用して、それぞれの5年・10年・15年のリターンをシミュレーションし比較してみました。

↓それぞれの商品特性や個別リターンについては詳細はこちらをご覧ください。↓

楽天VTIの利回りは10年で8.82%!過去実績でシミュレーションしたら超優良だった!楽天VTI(全米株式)のリターンを5・10・15年でシミュレーションしました。過去10年間の年平均利回りは歴史的大暴落リーマンショックを経験しながらも驚愕の8.82%(手数料含む)です!きになるS&P500との比較もしています。...
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シミュレーション条件

  1. 商品は楽天VTIとS&P500
  2. 毎月1万円を積み立てる
  3. どちらも15年前は販売されていないので、ETF版のVTIとS&P500の過去15年分のチャートでリターン・年利回りを計算
  4. チャートはTradingViewを使用しシミュレーション
  5. S&P500は実質コストはまだ不明のため、それぞれの信託報酬で費用を計算
  6. 税金はすべて無視

※現時点で信託報酬は若干楽天VTIの方が安いですが、ここには見えない隠れコストが存在し、実質コストは0.311%です。S&P500は発売から1年未満のため決算報告書が出ておらず、今のところ実質コストがわかりません。

↓実質コスト・隠れコストについて詳しくはこちら↓

【用語解説】実質コスト・隠れコスト(じっしつこすと・かくれこすと)投資信託の実質コスト・隠れコストについて詳しく解説しています。信託報酬の陰に別の費用が隠れているのでしっかり確認しておきましょう。...

それではシミュレーションした結果です

どちらも、すさまじい実績!

投資は米国株1本でいい!と言われるのもわかりますね。

リターンを比べてみると、運用期間5年ではほぼ互角ですが、運用期間が長くなるにつれて楽天VTIの法がリターンが大きくなるという結果でした。

それでは詳細を見てみましょう。

5年運用の年利回り|VTI  6.75%、S&P500  6.79%

投資開始時期の5年前(2013年10月)は100年に一度と入れたリーマン・ショックによる底値から約4年が経過し、ちょうど暴落前の価格に戻ったあたりです。ここからの5年間は特筆するような大暴落はなく、2016年から2年間で両者ともに大きく価格を上げています。

この5年間のリターンは両者互角で、S&P500の方が947円上回っていますが、誤差の範囲と言っていいでしょう。

10年運用の年利回り|VTI  8.98%、S&P500  8.85%

今から10年前は100年に一度の大暴落と言われたリーマン・ショックの真っ只中で、ほぼ底値の時期になります。

リーマン・ショックの底値からの運用スタートなので、その後の価格上昇は凄まじく、年平均利回りはVTI が8.98%、S&P500が 8.85%でした。

ここでも両者に大きな差はありませんが、10年の運用では楽天VTIが16,177円ほど上回る結果となりました。

しかし、どちらもリターンが100万円を超える驚愕のパフォーマンスです。

15年運用の年利回り|VTI  8.98%、S&P500  8.85%

今から15年前はITバブル崩壊の真っ只中でちょうど底値に当たる時期です。そこから右肩上がりで価格は上がりますが、バブル崩壊前の価格に戻った瞬間、リーマンショックに襲われます。そのため、投資期間の半分以上は含み損が何度も発生する苦しい時期が続きます。

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これまでほぼ互角だった両者ですが運用期間15年で比べると、楽天VTIがS&P500のリターンを約12万円上回ります。どちらもハイパフォーマンスですが、楽天VTIが有利となります。

 

暴落を経験する長期間なら楽天VTIの方がハイリターン

5年・10年・15年とシミュレーションした結果、15年は楽天VTIの方がハイリターンとなりました。投資期間10年以内と15年の違いは長い低迷期を経験しているかどうかです。

ITバブル崩壊のように暴落・長期間の低迷期がある場合は楽天VTIの方が有利と言えます。

また、価格の伸び率を比べると、その差は顕著になります。

このグラフは15年前の価格を100%としたとき、計測最終月の2018年9月まででどれくらい価格が伸びたのかを表したものです。

15年後の2018年9月時点では楽天VTIが363%、S&P500が328%と楽天VTIの方が35%も伸びが大きいでのす。

ちなみに、5年・10年の伸び率ではこんな感じ

暴落の経験がない5年運用は互角、リーマン・ショックを経験する10年は15年と同様に楽天VTIの方が伸びているため、楽天VTIの方が暴落には強いと言えますね。

 

楽天VTIの方が暴落に強い理由

S&P500は暴落すると500銘柄が入れ替わりますが、楽天VTIに入れ替わりはありません。

S&P500から脱落してしまった企業がその後盛り返した場合、S&P500はその恩恵を受けられませんが、全米をカバーする楽天VTIは恩恵を受けることができるのです!

下からのし上がってくる企業の成長の恩恵を全て受けられるのが楽天VTI最大の強みなのです。

暴落時の伸び率が大きいということは一括投資をした際に差が大きくなるということになります。
低迷期にまとまった金額を追加投資(一括投資)することができれば楽天VTIはより大きなリターンを得られる可能性が高いかもしれません。

↓追加投資のタイミングについて詳しくはこちら↓

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まとめ|楽天VTI・S&P500はともに超優秀でおすすめ

要点まとめ
  1. 楽天VTI・S&P500ともに超優秀
  2. 楽天VTIは卸業者「楽天」が米国のVTIを買い付けて、バラ売りする商品
  3. S&P500は「S&P500」と呼ばれる米国の株式指標と連動させたインデックスファンド
  4. 楽天VTIの方が暴落に強く、長期で見るとリターンは多い

ここまで楽天VTI寄りで紹介してきましたが、楽天VTI・S&P500のどちらもITバブル崩壊やリーマン・ショックなどの大暴落を含め、どのタイミングで始めても、平均すると年利回り6%以上の実績を残しています。

年平均利回り6%は20年続けると元本が3倍を超える凄まじいパフォーマンスです。

しかも米国株は全世界の株式時価総額の50%以上を占めており、これから10年・20年単位では大崩れの可能性は低いでしょう。

これから投資を始める方はこれらをポートフォリオのメインとして積み立てることで、今後も大きなリターンを得られる可能性が高い投資方法です。

 

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