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全世界株式と米国株式ってどっちがいいの?→迷ったら両方でええよ!

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米国集中と全世界分散って結局どっちがいいの?
  1. 米国株は将来も伸び続けると思うから米国集中!
  2. 将来は何があるかわからないから全世界分散!

どちらを選択するかはインデックス投資家にとって永遠のテーマかもしれません。

え、僕ですか?

聞かれたことありません(笑)

しかし、僕はこの問題の答えを知っています。

それは・・・

どっちも買っちゃえ!

「米国が重複するから意味ない」なんて意見も多いですが、僕はどっちにも投資することは全然アリだと思っています。

今回は両方投資がアリな理由について深掘りしたいと思います。

っていうか、下手に弄るより資産は増えると思いますよ!

この記事を読んでわかること

  • 米国集中・世界分散はどっちを選んでもハッピーになれる可能性は高い
  • 両方に投資してもバックテストでは資産がしっかり増えている

この記事を読んでほしい人

  • 米国に集中投資していけど、目に見えない不安から世界分散にしようか迷っている方

過去12年のチャートでは米国株が圧勝

VT全世界株式VTI米国株式チャート比較

こちらはVT(全世界株式)が設定された日から現在までのチャートとVTI(米国株式)のチャートを比べたグラフです。

過去12年で見ると、実績は圧倒的に米国株の方が優秀です。

じゃ全世界株式に投資する意味ってあるの?

全世界株式に投資するかどうかの主な判断基準は

  1. 将来米国が衰退するかどうか
  2. 米国の他に経済的に興隆する国が出現した場合にその恩恵を受けられるか

の2点です。

世界時価総額推移

こちらは1899年から2017年までの世界の時価総額推移です。

ほとんどの期間で米国が半分くらいの割合を占めてる( ゚Д゚)

日本のバブルもわかりやすいね。

  • 今後も米国が伸び続けると思うなら米国株集中投資。
  • 30年前の日本のような国が現れた場合にその恩恵を受けたい、この世は盛者必衰だから米国が衰退する可能性もあると思えば全世界分散投資。

この30年、世界は想像を超える発展をしてきました。

ということは、これから30年もあなたの想像を超えることは必ず起こると言っていいでしょう。

この「想像を超える」に対して、あなたはどう考えるかで選ぶといいと思います。

両方に投資したら資産はどれくらい増える?

実際に全世界株式と米国株式に半々で積立投資をしたら、どれくらい資産が増えるのかシミュレーションしてみました。

シミュレーション条件

円建てVT(全世界株式)・円建てVTI(米国株式)に毎月1万円を積み立てた場合の資産額推移をシミュレーション(両方に投資する場合はそれぞれ5千円)

  1. チャート期間は2008年7月1日~2020年8月18日
  2. Yahoo!FinanceでダウンロードしたVT・VTIチャートを使用
  3. ドル/円チャートはInvesting.comでダウンロードしたものを使用
  4. リバランスは行わない
  5. 配当金・手数料などは考慮しません

※簡易な計算なのでイメージとしてお楽しみください(^^)

VT全世界株式VTI米国株式積立実績比較

全世界株式・米国株式に毎月1万円を約12年積み立てると

  • 元本:146万円
  • VT(全世界株式)のみ:243万円(+66%)
  • VT(全世界株式)+VTI(米国株式):286万円(+96%)
  • VTI(米国株式)のみ:329万円(+125%)
しっかり増えてる!!

全世界株式と米国株式を半々で積み立てしたのでちょうど中間の成績ですが、12年で資産は約2倍に増えています。

これ、十分じゃないですか?

重複は意味ないどころか、米国株が重複しているお陰で全世界株式よりも優秀な成績を残せています。

今後も米国株式が世界株式を上回り続ける限りはこの傾向は続きます。

「米国に期待しているけど、ちょっと不安なので世界分散もしたい」というのであれば、全世界株式と米国株式のどっちにも投資は全然アリな選択なのです。

歴史的暴落に巻き込まれたらどっちにしても半分になる

VT全世界株式VTI米国株式積立実績比較リーマンショック2

こちらは先ほどの積立シミュレーションのリーマンショック部分を切り取ったグラフです。

暴落率が全部一緒やん(;゚Д゚)

株式はどんなに分散しても暴落時のリスクヘッジとはなりません。

分散投資には2種類ある

  1. 地域分散:世界情勢の変化への対策
  2. 資産分散:暴落時の価格変動への対策

地域分散は将来米国が衰退した場合など世界情勢が変化した場合に効果を発揮する方法なので、世界中に分散投資しても暴落時のリスクヘッジとはなりません。

対して、資産分散は債券やREITなど株式と違う値動きをする資産を混ぜることによる株価暴落への対策です。

ちなみにコロナショックでも下落率に差はありませんでした。

↓分散投資の種類について詳細はこちら↓

株式はどんなに世界分散しても暴落時の下落率は変わらない分散投資には地域分散と資産分散の2種類があり、それぞれ目的が異なります。地域分散は世界情勢の変化への対策、資産分散は株価暴落への対策となります。2つを上手く使い分けてリスクコントロールを行いましょう。...

米国に偏っていることは知っておこう

VT全世界株式VTI米国株式アセットアロケーション
※ピザロで作成

こちらは全世界株式100%、全世界株式・米国株式半々、米国株式100%の地域配分比率です。

全世界株式と米国株式に半々で投資すると、米国株比率は75%にもなり、かなり米国偏重となります。

過去12年のパフォーマンスが優秀だったのは米国株が好調だったお陰です。

将来、米国が伸び悩むようなことがあれば引きずられてパフォーマンスも低下するというこは知っておきましょう。

↓資産配分によるリターンとリスクの考え方はこちら↓

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まとめ|米国株式・全世界株式、どちらもインデックス投資としては王道

優柔不断
要点まとめ
  1. 過去のチャートを見ると米国株が圧勝
  2. 全世界株式と米国株式の両方に投資しても資産はしっかり増える
  3. 暴落時は全世界株式と米国株式に差はない
  4. 米国株式に偏重していることは知っておこう

どっちがいい?重複は意味ない!

などなど、様々な意見がありますが、未来は誰にもわかりません。

過去の実績を見ると、どっちも経済成長の恩恵を受け資産はしっかり増えています。

どっちに投資するか迷っている方は

「将来は何が起きるかわからない」というリスクにどう向き合うか

を考えると良いかもしれません。

内閣府が発表している今後のGDP推移の予想です。

これからは米国も伸びますが、それ以上にアジア圏のGDPの伸びが大きく10年後の2030年には米国を上回ると予想されています。

実際アジア圏のGDPが伸びた時に新興国株式の株価はどうなるのか、米国はどうなるのか、によってリターンは変わってくるでしょう。

ただ、米国株式インデックスも全世界株式インデックスもインデックス投資としてはどちらも王道です。

答えが出ないのであれば、とりあえずどっちにも投資してしまいましょう♪

僕はヘタにいじくるよりはリターンが大きいと思っています(^^)

↓米国株式と全世界株式の比較記事です↓

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