1-2.リスク管理

人間の脳は長期で物事を見ることが苦手なんじゃないか説

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なんか本のタイトルの様ですが、本を読んだわけではありません(;^_^A

Twitterを見ていて「人間は長期でものを見ることが苦手だな」なと感じたので、自戒も込めて記事にしました。

今回も短編、サラッと3分で読めます♪

この記事を読んでわかること

  • ほとんどの人が今の実績だけを見て買ったり売ったりしている
  • 今の成績が悪いという理由で売却すると資産が増えないかもしれない

この記事を読んでほしい人

  • コロナショック暴落で成績の悪い銘柄を売っちゃった人

今回は長期投資で運用に対する考え方です。

短期的な投資や戦略的な損切りは当てはまりませんのでご了承ください。

多くの人が短期的な実績だけで銘柄を選んでいる

QQQ低迷gld低迷

こちらは、ある銘柄のチャートを意図的に10年間切り取ったものです。

ここで質問です。

あなたはこの銘柄に投資しますか?

うーん、微妙(;^_^A

どちらもこの10年、過去の最高値を超えられてないし、パッとしないね。

実はこれ、現在乗りに乗っているQQQ(ハイテク中心のETF)とGLD(金ETF)のチャートなんです。

これらを直近5年で見てみると

QQQ・GLD5年チャート
お、僕の知ってるチャートの形になった!

最初のグラフは意図的に切り取ったものですが、実際に存在した10年です。

ノリノリのハイテク株や金が10年以上低迷したことがあるという事実を知った上で投資している人はどれくらいいるでしょうか?

恐らく多くの人が都合の良い短期的なチャートだけ見て決めてると思います。

最近ハイテク株や金に手を出したアナタ、もし過去と同じように調子が悪くなっても耐えられますか?

インデックス投資は10年投資しても結果が出ないことがあるんですよ。

米国株インデックス投は10年投資しても増えないことがあるネット検索すると米国株インデックス投資平均リターン7~8%と希望に満ちた数値で溢れていますが、毎年同じように資産が増えるわけではありません。いい時も悪い時もあります。悪い時はどれくらい悪いのか調べてみました。...
でもハイテク株がここから低迷するなんて考えられないよ!

たしかに、今の状況でハイテク株が低迷するなんて想像できないですよね。

しかし、20年前に同じような状況で暴落し、その後10年低迷した過去もありました。

当時と今では状況も違いますが、そんなはずがないという銘柄が暴落するという歴史は何度も何度も繰り返されています。

米国ハイテク株は今バブルなのか
米国ハイテク株は今バブルなのか?書籍「株式投資」で20年前と今を重ねるコロナショックをものともせず凄まじく伸び続ける米国ハイテク株。今のハイテク株はバブルなのか?シーゲル教授の書籍「株式投資」の一節を見ながら、20年前の暴落と現在を重ねてみました。...

調子が悪くなると みんな手のひらをひっくり返す

コロナショック暴落に巻き込まれる前まで大人気だったSPYD。

現在は価格が戻らないことに加え減配もあり、売却している人が続出しているように感じます。

今では話題になることも少なくなりました。

SPYDが好調の頃は

  • S&P500の80社だから安心
  • 安く買いたいから値が下がらないかな

と長期目線で発信している方で溢れていましたが、数ヵ月調子が悪いだけで多くの人が手のひらをひっくり返してしまいました。

SPYDって調子悪くなってまだ半年も経っていませんよ?

長期投資って暴落時の追加投資が効果的なんじゃなかったですっけ?

調子の悪い銘柄を売ると分散が機能しない

三菱UFJ国債投信のトレンド・アロケーションという投資信託があります。

この銘柄はコロナショックの暴落中に調子の悪かった株式を全て国内債券に切り替えるというリバランスを実施しました。

その結果

トレンドアロケーションと先進国株式チャート

こちらはトレンド・アロケーションとeMAXIS Slim先進国株式の直近1年のチャート比較です。

なんてこったい(;゚Д゚)

底値付近で株式比率を0%にしてしまったために、その後の反発の恩恵を全く受けられていません。

これ、嘘みたいですが今起きている本当の話です。

こっからどうする気なんでしょうね(;^_^A

リスク管理
出展:ウェルスナビコラム

分散投資は異なる値動きの資産を組み合わせてリスクやリターンをコントロールする方法です。

あなたも、債券や金を混ぜたり、複数のセクター分散させたりすることでリスクコントロールをしているのではないでしょうか。

トレンド・アロケーションはかなり極端な例でしたが、分散の配分を崩すと想定していた効果を十分に発揮できなくなります。

分散投資は

  • Aが不調の時にBが好調
  • Bが不調の時はAが好調

といった形でリスクが緩和されています。

Aが不調の時に目先の損益で売ってしまうと、

  • Bが不調になった時に緩和されず資産が減る
  • Aが反発してもその恩恵を受けられない

と本来想定していたリスク・リターンとは全く異なる結果となってしまいますよね。

あなたのポートフォリオに今調子の悪い銘柄があって手放すか迷っているのなら、その銘柄を選んだ目的を思い出してみましょう。

目的が「分散」なのであれば短期的な損益ではなく長期目線でとらえた方が失敗する可能性は低くなるはずです。

まとめ|長期投資は目先の損益に一喜一憂してはいけない

要点まとめ
  1. 多くの人が短期的な実績のみで銘柄を選んでいる
  2. 多くの人が銘柄の調子が悪くなると手の平を返す
  3. 調子の悪い銘柄を手放すと分散投資が機能しない

今回は長期投資と言いながらも、多くの人が短期的な目線で投資しているのではないか、というお話でした。

もちろん、一切ブレずに淡々と投資を続けている方もおられますが、人間の脳は長期でものを見ることが苦手なんだと思います。

投資の世界では、感情は必ず間違った方向に行動を導きます。

気分が高揚している時(市場のピーク)は買いたくなり、不安を感じる時(市場が低迷している時)に売りたくなるものです。

健全な長期投資において、直感こそが敵であり、理性こそが友である

書籍:敗者のゲームより

これは自戒にもなりますが、目の前の損益に直感的に動くのではなく、理性を持って長期目線で運用していくことを意識していきたいですね。

 

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