1-4.豆知識 PR

元本が2倍になるまで何年?複利計算が簡単にできる「72の法則」と「115の法則」

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皆さんは元本100万円を利回り3%で運用すると、2倍になるまで何年かかるか計算できますか?

今回は元本が2倍・3倍になるまでの期間を簡単に計算できる豆知識をご紹介します。

「72の法則」元本が2倍になるまでの期間を計算

元本が2倍になるまでの期間の計算は「72の法則」を言われる計算式を使用します。

72の法則と言っても、法則を72個覚えないといけないわけではありません。

72の法則

72 ÷ 金利 = 元本が2倍になる年数(目安)

この72という数字を予定利回りで割り算するだけで、目安の年数がわかるのです。

冒頭の例(元本100万円を利回り3%で運用)を計算式に当てはめると

72 ÷ 3 = 24

100万円を利回り3%で運用すると約24年で2倍の200万円になる

といった具合に簡単に計算できるのです。

逆に、ある年数で元本を2倍にするのに必要な利回りを知りたいのであれば、72をその年数で割ると計算できます。

100万円を10年で2倍にしようとすると約7.2%(目安)の利回りが必要ということになります。

72 ÷ 10 = 7.2

とっても簡単ですね!

 

「115の法則」元本が3倍になるまでの期間を計算

元本が3倍になるまでの期間の計算は「115の法則」を言われる計算式を使用します。

115の法則

115 ÷ 金利 = 元本が3倍になる年数(目安)

72の法則と同様に115という数字を予定利回りで割り算するだけで、目安の年数がわかります。

冒頭の例(元本100万円を利回り3%で運用)を計算式に当てはめると

115 ÷ 3 = 38.3

100万円を利回り3%で運用すると約38年で3倍の300万円になる、といった具合です。

こちらも同様に、ある年数で元本を3倍にするのに必要な利回りを知りたいのであれば、115をその年数で割ると計算できます。

100万円を20年で3倍にしようとすると約5.8%(目安)の利回りが必要ということになります。

115 ÷ 20 = 5.75

115の法則も簡単ですね!

「72の法則」と「115の法則」は最初の元本が2倍・3倍になるまでの期間を計算するもので、積立投資には対応してません。

あくまでも簡単に計算できる目安としてご使用ください。

 

将来の目標金額を設定しよう

資産運用をするにあたり、目的や目標を設定していますか?

資産運用の目的

  • 子供の大学資金を作る
  • 老後の生活資金を作る

など

資産運用の目標

  • 15年で400万円
  • 30年で3,000万円

など

ぼくは30年で3,000万円を作るという目標を持って資産運用に取り組んでいます。

目標を立てることによって、どんな投資方法で資金を作るかを考えるきっかけになります。

月に5万円積み立てて、30年後に3,000万円作るには、税金を考えると年平均利回り4%で運用しなければなりません。

目標の4%で運用するにはどんな投資方法が必要か?どんな金融商品なら大丈夫か?

と考えることで、過去実績を調べながら投資方法や金融商品を絞っていくことが重要だと考えています。

今の投資方法で目標の年に目標金額を達成できるかどうか、調べたことはありますか?

なんとな~く資産運用をされている方は一度計算してみてはいかがでしょうか。

 

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