まず始めに、この度の西日本豪雨災害で被災された方々に対し心よりお見舞い申し上げます。
毎月起きる50年に一度の雨や先月あった大阪の地震、近い将来おきると言われてる南海トラフ地震。
日本は自然災害が多く、それに備え防災グッズを購入している方はたくさんおられると思います。
が、
ちょっと待ったぁぁっ!
あなたのお宅の防災グッズ
簡易トイレは入ってますか?
簡易トイレは被災後の生活の質を大きく左右します。本日は簡易トイレの重要性についてご紹介したいと思います。
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なぜ簡易トイレなのか
運悪く被災してしまった場合、簡易トイレは避難生活になるか家で生活できるかの分かれ目となります。
被災したけど家は無事な場合、ライフラインは止まってるけど家で生活したいという人は多いです。
水は備蓄してある。食糧もある。
あっ、トイレがない!
トイレがある避難所はここから1km。家族4人でトイレの度に避難所まで車で行くのか?
1人1日5回 × 4人 = 20往復
1日20往復だと
1日の走行距離は40km
これは現実的ではないですね。被災時はガソリンだって貴重です。
結果、避難所で生活しかないじゃないか・・・
以前、職場の防災研修を受けた時に食料や水は備蓄しているのにトイレがないため仕方なく避難所で生活される方が非常に多いと聞きました。
特にマンションの場合は停電するだけで水が止まります。トイレ問題によって避難所生活を余儀なくされる可能性があるのです。
どうです、
簡易トイレ、大事でしょ?
トイレがあればなんでもできる!
家で生活だってできる!
驚愕!簡易トイレの備蓄率
数ある防災グッズの中でなぜ簡易トイレを取り上げたかというと、重要であることはもちろんですが備蓄率がとても低いんです。
備蓄していない率は驚愕の83.4%!
災害用トイレ備蓄に関するアンケート調査は、10月18日に日本全国の20~80代の男女1000人を対象にインターネットで行った。
「あなたの家庭では、災害用トイレを備蓄していますか」の質問では、「備蓄している」が166人(16.6%)、「備蓄していない」が834人(83.4%)となった。
8割の人たちがトイレがないために避難所生活になるリスクがあるわけです。
度重なる災害により日本国民の防災意識は年々向上し、防災グッズを準備しているという家はかなり多いと思いますが、8割の人たちがトイレまで気が回ってないのです。
どうです、
簡易トイレ、欲しくなりました?
ちなみに国は1週間分の簡易トイレの備蓄を推奨しています。
4人家族の場合必要量
- 1日 5回 × 4人 = 20回
- 20回 × 7日 = 140回分
被災してしまうと手に入れることは困難なので、平穏な生活ができているうちに備蓄しておくことを強くおすすめします。
価格も思ったより安いですよ
実際に簡易トイレを使ってみた
これだけトイレについて力説するわけですから、当然我が家は簡易トイレを備蓄しています。
今日は嫁さんに内緒で我が家の簡易トイレのレビューをしたいと思いますw
我が家の簡易トイレはこんなやつ
外で使うことは想定せず、家のトイレで使用するので実際は凝固剤とビニール袋のセットとなります。
ビニール袋は中見えるとエグいので黒がいいですよw
それでは使ってみましょう。
まずはトイレにビニール袋を設置します。45Lタイプが丁度いいです。
そして用を足します。
いや、汚ねーよw
さすがに見せられませんww
気を取り直しまして、ボウルに30℃のぬるま湯を150cc(察してくださいw)
ぬるま湯に凝固剤をかけます。
すると、一瞬でゼリー状に固まります
さわると気持ちイイ♪
感覚的には300ccくらいまでは耐えれそうですw
固まったあとはビニール袋を閉じて完了です。
大きい方はどうするんだ?と気になったあなた。
小さい方と合同で出てきた場合は大の上から凝固剤をかけてビニール袋を閉じてください。大オンリーの場合は節約のためそのままビニール袋を閉じた方がいいと思います。
すんだ後はインフラが回復してごみを捨てられるようになるまで庭やベランダで保管します。
これは子供のオムツを処理した経験からですが、すんだビニール袋をまとめて保管していると3つ目あたりから凄まじく強烈な臭いを発します。
蓋つきのポリバケツなどもしあれば臭い問題はほぼ解決できますので、必須ではないですがあると全然違います。
いかがだったでしょうか。
災害に会わないことが一番ですが、日本に住んでいる以上常に被災するリスクと隣り合わせです。
リスクに備え防災グッズを準備する際は簡易トイレの備蓄もお忘れなく!
基本的な防災グッズをお持ちでない方はこちら
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