こちら2019年12月現在のポートフォリオです。
はい、おっしゃるとおりで返す言葉はございません!
ブログやTwitterで偉そうに情報発信していますが、僕自身のポートフォリオはぐちゃぐちゃの初心者丸出しポートフォリオで、参考にしていただけるようなものではありません。
リスク管理で誇れるのは欲を抑えた現金比率の高さくらいです。
なので今回は、今後の投資方針、自分の考え、目標アセットアロケーションを可視化・明文化して自分に言い聞かせる回とし、まともな投資ブロガーに向けた第一歩としたいと思います。
現有資産のバランスを見ながら、これから1~数年かけて目標アセットアロケーションに近づけていきます。
目次:ジャンプできます
基本ルール|現金比率50%・カウチポテトポートフォリオ
これは当ブログやTwitterでさんざん言ってきましたが、曲げることのできない投資方針です。
僕はまだITバブル崩壊やリーマンショック級の大暴落を経験したことがありません。
大暴落で株式資産は半分になると言われていますが、自分が実際暴落に巻き込まれた時に耐えられるか分からないというのが大きな理由です。
これが現金比率50%であれば、暴落で株式資産が半分になったとしても75%の資産が残ります。
最初の暴落さえ凌ぎ切れれば、その後は追加投資して攻めていくか、そのまま守って現金確保するのか、様々な戦略と取ることができるんです。
まずは投資の世界で生き残ること。
そのための現金比率50%です。
このように現金(無リスク資産)と株式など(リスク資産)を半々で持つ投資方法をカウチポテトポートフォリオと言い、当サイトでは投資初心者の方にオススメしている方法です。
オススメするからには僕が体現して結果を示さねばなりませんね。
↓カウチポテトポートフォリオについて詳細はこちら↓
基本的に暴落に対するリスク管理は現金比率で行います。
残り半分のリスク資産はある程度リスクを負った配分にしていく予定です。
リスク資産は【米国8:新興国1:好きなもの1】
リスク資産のアセットアロケーション
- 米国株:80%
- 新興国株:10%
- 好きなもの:10%
目標とするアセットアロケーションは楽天VTやeMAXIS Slimオールカントリーなどの世界市場ポートフォリオをベースに先進国株を全て米国株に、日本株の部分を好きなもの枠としました。
先進国株枠を全て米国株にする理由
米国を除く先進国株がパッとしないのもありますが、世界を制覇してしまった米国に投資する方が効率的に資産を増やせると思ったからです。
僕の人生で積み立てができる期間は30年くらいです。
たしかに、今はパッとしない日本が30年前は世界を席巻していたように、30年もあると世界情勢は大きく変わります。
それでも200年成長し続け世界制覇した米国が、僕が投資を始めた瞬間から成長が終わるというのは考えにくい。
30年後、たとえ1位から陥落していたとしても、トップグループには絶対いると思っています。
なので、ここはリスクを負って米国編重としました。
現在保有している楽天VTIなどの米国株約120万円に加え、これから高配当ETFに挑戦する予定で、将来個別株にも手を出すかもしれませんが、全てこの米国株枠内で行います。
日本株を外した理由
ご存知の通り、日本はこれから凄まじい勢いで減っていきます。
1億人切るまでまだ30年以上あり、国内企業も国際化が進んでいるので今後はどうなるかは分かりませんが、これから内需が確実に減るというのはかなり大きなハンデだと思います。
もちろん、これから伸びる企業はあると思いますが、個別株を選ぶスキルがなくインデックス投資に頼らざるを得ない僕では、日本株で資産を増やすことは難しいと判断しました。
新興国株について
全部米国でいいんじゃないの?
こちらは将来のGDPに占める地域別割合の推移予想です。
ご覧の通り、これからアジアのGDPは爆発的に伸び、米国を追い抜くと予想されています。
成熟した市場がないのでGDPは株価には影響しないとの意見もありますが、アジアが世界を席巻する可能性は十分あると思っています。
好きなもの枠について
その名の通り好きな銘柄に投資をする枠です。
別名モチベーション維持枠です。
説明した通り、基本的に暴落に対するリスク管理は現金比率で行います。
残りの投資生活はまだ30年あり、一般的な人間である僕が投資をし続けるにはモチベーション維持というのも大事な要素となります。
この枠では株式に拘らず、自分のフィーリングに合ったものに最大10%まで投資していきたいと思います。
現在はここに該当する者はないので、その時が来るまでは現金で確保する予定です。
これから数年かけて目標を目指す
こちらは現在のアセットアロケーションです。
これから数年かけて目標に掲げたアセットアロケーションに近づけていきます。
まずはリスク資産の約半分を占めるトラリピ(自動売買FX)とソーシャルレンディングですが、こちらは随時撤退していきます。
トラリピとソーシャルレンディングの撤退理由
トラリピ(自動売買FX)の撤退理由
トラリピは2018年12月から運用を始めたので、現在ちょうど1年くらいです。
現在は約8万円の含み損を抱えていますが、この1年で原資99万円に対して約6万円ほど収入がありました。
確かに優秀です。
毎回決済されるたびにニヤッとしてしまいます。
がしかし、僕はFXの本質を理解できていないんですよね(;^_^A
今年、トランプ砲により急激に円高が進み、一度ロスカット危機にさらされました。
この時、僕のリスク許容度を超えたんですね。
ロスカットの恐怖で眠れない日があったんです。
幸いロスカットは免れましたが、リスクコントロールする基礎知識すらないことに気付き、そんな状態で大事な資産を突っ込んでいた自分の愚かさを痛感しました。
自分が理解していないものに投資しすることは投資家としてやってはいけないことです。
今後興味が湧けば勉強するかもしれませんが、現時点では含み損が解消次第、撤退予定です。
ソーシャルレンディングの撤退理由
ソーシャルレンディングは2年前から始め、maneo・クラウドバンク・クラウドクレジットに総額100万円ほど投資をしました。
こちらも好調で原資100万円に対して約5万円の利益を得ることができました。
確かにこちらも優秀です。
がしかし、Yahoo!トップニュースにも載りましたが、投資先のmaneoで大量の支払い遅延が発生し、僕も5万円ですが1件被弾しました。
この5万円が僕の元に返ってくる可能性は極めて低く、現在の利益5万円と相殺されるので実質利益はゼロなんです。
そもそもソーシャルレンディングは投資先の企業名すら分からない投資方法なんです。
最近は企業名を明かす案件も出てきましたが、現在僕が投資している案件は投資先の企業名すら分かりません。
もし企業名が分かったとしても、その事業がどれくらいのリスクなのかの判断が付かないので、結局投資家のやってはいけない「わからないものに投資」してる状態なんです。
よってトラリピと同様の理由によって投資期間の終了したものから随時撤退していきます。
損が確定してしまう投資方法は自分に合っていない
トラリピもソーシャルレンディングも経験のために試してみましたが、売却しない限り損が確定しないインデックス投資と違い、ロスカットや貸倒れなど、その場で損失が確定する投資方法は自分に向いていないと感じました。
そういうことが分かったということはいい経験でした。
景気後退を想定し、少しずつ目標に近づける
20%以上の下落を伴わない米国株価の上昇としては、過去最長となっています。
米国株が優秀というわけではなく、現在の米国株の上昇は歴史的にみて異常だという事です。
過去10年の異常な上昇から、米国株が優秀だと結論づけるのは危険でしょう。 pic.twitter.com/94i00he1Tx— 一休さん@米国株投資家 (@futayasumi3) December 6, 2019
メインの投資先である米国株は10年以上大きな暴落が発生しておらず、暴落や景気後退が目前に迫っていると言われています。
このタイミングで米国株を一括購入すると、暴落・景気後退の餌食となる可能性が高いので、年単位・時間をかけて目標アセットアロケーションに近づけていこうと思います。
まとめ|投資方針によってやることを明確化できた
これからの投資方針
- 現金比率50%のカウチポテトポートフォリオ
- リスク資産は米国8:新興国1:好きなもの1
- トラリピ・ソーシャルレンディングは随時撤退
- 景気後退を意識し数年かけて目標に近づける
これまで、頭の中の感覚でポートフォリオ・アセットアロケーションを組んでいましたが、実際に可視化・明文化することで、買い増す資産、撤退する資産がはっきりし、何をしたらいいのかを明確にすることができました。
色々突っ込みどころはあるかと思いますが、ここに書いた目標に向けて進んでいきたいと思います。
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