【用語解説】購入手数料(こうにゅうてすうりょう)

購入手数料とは

購入手数料とは、その名の通り、投資信託を購入する際に商品説明や販売事務手続きの対価として銀行や証券会社に支払う手数料のことを言います。

購入手数料のポイント
  1. 投資信託を購入する際にかかる手数料
  2. かかる費用は購入金額の〇%に消費税を加える
  3. 通常の購入手数料は1%~3%(+消費税)
  4. 購入手数料のかからないノーロード投資信託もある

購入手数料は通常「購入金額の〇%」という形で支払います。この数値は税抜き表示なのでここからさらに消費税がかかります。

例えば、購入手数料1%の投資信託を10万円分購入する場合にかかる費用は

10万円 × 購入手数料1% × 消費税8% = 1,080円

となります。

購入手数料は販売店(銀行や証券会社)で決めることができるので、同じ投資信託でも購入手数料が異なることがあります。

一般的な購入手数料は投資信託の購入金額の1%~3%(+消費税)程度です。

購入手数料のかからない「ノーロード」を選ぼう

投資信託にはこの購入手数料がかからないものがあります。
これをノーロード投資信託といいます。

近年、ネット証券のインデックスファンドを中心に「ノーロード投資信託」が増えています。
投資金額が大きいと手数料もバカにならないので、基本的にはノーロード投資信託を選ぶようにしましょう。

ノーロードは投資信託の商品説明に記されている

こちらは楽天証券の投資信託の商品説明画面です。
ノーロードかどうかは商品名の下にタグで表示されています。
これは基本的にどこの証券会社でも同じです。

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