リスク許容度とは
暴落などで資産がマイナスになった時に、自分はどの程度までのマイナスなら耐えられるか、という度合いのことをリスク許容度といいます。
リスク許容度は人によって全く異なり、自分のリスク許容度に合った金融商品を選ぶことが大切です。
- 自分はどの程度のマイナスまで耐えられるかの度合い
- リスク許容度は人によって違い数値では表せない
- リスク許容度が大きい人が優秀なわけではない
- 本当のリスク許容度は実際に暴落を経験しないとわからない
- 自分のリスク許容度に合った金融商品を選ぶことが大切
リスク許容度の測り方
リスク許容度は自分の精神がマイナスに耐えられるかどうかの基準なので数値で表すことはできません。
ですが、今投資している金融商品がどれくらいマイナスになるリスクがあるのかは数値として調べることができます。
今自分が投資している金融商品のリスクを調べ、実際に自分の資産がマイナスになるところを想像してみましょう。
それに耐えられるか、耐えられないか。
耐えられない場合は、もっとリスクの低い投資先に変更する必要があります。
今投資している金融商品のリスクを調べる前に、まずはリスクがどういうものか知っておきましょう。
リスクは標準偏差といって数値化できるのです。
↓リスク許容度の測り方について詳細はこちら↓
リスク許容度は大きいほど優秀なわけではない
これまで預金しかやったことがなく、含み損を経験したことない人は、10%の含み損でも心が折れてしまうことがありますし、半分になってもへっちゃらな人もいます。
これはどちらが優秀ということではありません。
大事なのは「いくら儲けたい」より「どこまで耐えられる」です。
本当のリスク許容度は暴落を経験するまでわからない
心の中では「世界経済は右肩上がりで暴落してもいつか価格が戻るから、2割・3割減ったって気にならない!」と思っている方は多いと思います。
しかし、いざ自分の身に降りかかった時に本当に冷静でいられるかは、実際に経験するまでわかりません。
実際に2000年頃に発生したITバブル崩壊では、その後13年も低迷が続きました。
あなたは資産が半分に減ったまま13年耐えられますか?
暴落に巻き込まれている最中はいつ株価が戻るかわかりませんが耐えられますか?
事実、多くの人が暴落に耐えられずに売却・退場し、大きな損失を抱えています。
そして、長期投資をしている限り、含み損や暴落からは逃れられないので、これらを想定してあらかじめ対策を取っておきましょう。
↓暴落対策について詳細はこちら↓