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資産運用1周年!ポートフォリオからアセットアロケーションを調べてみた

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資産運用を始めて1年が経過しました。

知識ゼロから始めたため、右往左往しながら運用してきましたが、この1年間の投資方法は実際に正しい道だったのか気になりますよね。

先輩方にTwitterで相談してみたら、こんなアドバイスをいただきました。

ということで、今回はぼくが運用している資産のアセットアロケーションを調べてみました。

この記事をよんでわかること

  • アセットアロケーションの意味と調べ方
  • ポートフォリオとの違い
  • 管理人資産のアセットアロケーション
  • 資産配分の問題点と今後の対応

お前の資産配分なんて興味ねーよ!なんて言わないでねw

アセットアロケーションとは

アセットアロケーション

資産(アセット)を配分(アロケーション)するという意味です。
運用している金融商品を「先進国株」「新興国株」「債権」「不動産」「コモディティ(金など)」など同じ特徴を持つ資ごとにグループ分けすることを指します。

アセットアロケーションの目的

資産をグループ分けに集計しすることで、どんな特徴の資産がどれくらいあるのかが可視化されます。

それによって

  • リスクの高い資産に偏っているな
  • この配分ならこれくらいのリターンが期待できるな

といったことが分かってくるのです。

この配分で期待リターンやリスクなどをコントールすることがアセットアロケーションの目的です。

ポートフォリオとの違いは

アセットアロケーションと似たようなこと言葉でよく使われるポートフォリオ。

ポートフォリオは資産の種類ではなく、具体的な金融商品の割合を指します。

例えば、

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド 40万円
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 30万円
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 30万円

といった商品に投資していた場合、ポートフォリオは下のようなグラフになります。

しかし、これではどの地域のどんな資産に投資をしているかは分かりません。

これがアセットアロケーションだと、下のようなグラフです。


出展:東北投信 ピザロ

各商品を分解し資産ごとにグループ分けすることによって、何に投資をしているかが明確化されるのです。

これがアセットアロケーションとポートフォリオとの違いです。

バランス型の投資信託はツールを使うと便利

しかし、先ほど紹介した

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド 40万円
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 30万円
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 30万円

どうやって分ければいいんだ?って思いますよね。

このようなバランス型投資信託の場合はツールを使用すると簡単に資産をグループ分けしてくれます。

今回ぼくにアドバイスをくれた、みらいさん(@instockexnet )の「東北投信」というサイトでは「ピザロ」というアセットアロケーション分析ツールがあり、簡単にグループ分けが可能です。

(バナーをクリックするとジャンプできます)

めっちゃ便利なので使ってみてください。

自分の資産のアセットアロケーションを調べてみた

ということで、この1年間積み上げた資産のポートフォリオを基にアセットアロケーションを調べてみました。

本来は、先にアセットアロケーションで資産配分を決めてポートフォリオを組むのが通常です。

現在の資産状況

まずは、現在のポートフォリオです。

グラフにするとこんな感じ

この1年で投資に回した金額は400万円くらいです。
これはこれまで現金預金などで蓄えてたものを投資に回したもので、毎年400万円積み立てられるわけではありません。

2年目以降で積み立てられる金額は現金預金も含めて年間120万円くらいです。

え?400万円投資してナゼ350万円なのかって?
全て仮想通貨のせいです(笑)

僕は仮想通貨でとっても高い授業料を払いました・・・。

↓詳しくはこちらをご覧ください↓

ポートフォリオを分解してグループ分け

このポートフォリオを資産ごとにグループ分けします。

資産種別は

  1. 米国株
  2. 先進国株
  3. 新興国株
  4. 不動産
  5. 資産不適格債
  6. FX
  7. 仮想通貨

の8種類に分けました。

ソーシャルレンディングを何グループにするか迷いましたが、最初のアドバイス通り「資産不適格債」としました。

調べてみると

資産不適格債

「ジャンク債」とも呼ばれ、信用力が低く、元本の償還や利息の支払いが不確実な債券のことをいいます。

出展:iFinance

うん、納得(笑)

今回、仮想通貨はそのまま仮想通貨としてグループ分けすることにしました。

で、分けてみると


ウェルスナビがバランスよく分散しているのが分かります。

さらにこれを集計して、アセットアロケーションを算出します。

これが今回算出した僕の資産のアセットアロケーションです。

パッと見は分散しているように見えます。

 

僕の資産配分の問題点を考察してみると

パッと見、バランス良く分散しているように見えますが、じっくり見ると問題点が見えてきます。

問題点:リスクが不確定な資産が多すぎる

全然先の読めない資格不適格債(ソーシャルレンディング)と仮想通貨で資産の30%を占めています。

紹介した通り、仮想通貨は大赤字ですし、ソーシャルレンディングは今のところ黒字ですが、maneoの遅延は何度もニュースで賑わせており、投資不適格債って言われても反論できないほど信頼性が低いのが現実です。

そんな資産が3割を占めるというのはちょっと問題だと感じました。

このように、アセットアロケーションを調べることで、自分の投資状況がどんな状況かということを可視化することができるのです。

やってよかった!

 

今後はリスク不確定資産から撤退し現金比率を増やす

アセットアロケーションを調べることで、今の資産配分は僕にとってはリスクが高いことが分かってきました。

今後は不確定な資産であるソーシャルレンディングがら徐々に撤退し、ひとまず現金として蓄え、リスク対策をしていく予定です。

現金として蓄えていく理由

こちらは僕の資産の現金比率です。

現在はほぼ半々の割合ですが、毎月の積立額は

  • リスク資産:63,000円
  • 現金:35,000円

なので、だんだんリスク資産の比率が増えていってしまうので、撤退した資金を現金に回していく考えです。

で、何のために現金を増やすのかというと

大暴落が発生した時に追加投資をして大きく資産んを増やすためです。

長期間投資をしている限り、○○ショックといわれる大暴落には必ず出くわします

これを回避することは不可能で、あなたが必死で積み立てた資産にもその牙は容赦なく襲い掛かり、大きく資産を減らすことでしょう。

暴落が来ると分かっているのなら、今のうちに準備と対策をしておこう!という作戦です。

↓暴落の準備と対策方法についてはこちらをお読みください↓

大暴落対策を大公開|来るとわかっているなら今のうちに準備しよう長期投資をしていると必ず遭遇する歴史的大暴落。残念ながらこの暴落を回避する方法はありません。回避できないのであれば今のうちに準備と対策をしておきましょう。この対策をするかしないかで将来のリターンは大きく変わりますよ!...

まとめ|アセットアロケーションで自分の資産のリスクを知ろう

要点まとめ
  1. アセットアロケーションは資産配分
  2. ポートフォリオは商品別の配分
  3. アセットアロケーションを調べると自分の資産がハイリスクであることが分かった
  4. 今後は現金比率を上げて大暴落に備える

いかがでしたか?

これまで、何となく資産運用をしてきた方は、これを機会にご自身のアセットアロケーションを調べてみてはいかがでしょうか。

今後の投資方針も見えてきますし、勉強にもなりますよ!

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