ロボアドバイザーは言うならば、投資の外注サービスです。
知識や手間の部分を代行してもらうので、どうしても手数料は割高で、一般的なロボアドバイザーの手数料は税抜きで1%前後です。
しかし、見つけてしまいました。
その名はマネックスアドバイザー
手数料は税込みでも0.33%と他のロボアドバイザーと比べても格安です。
こちらではマネックスアドバイザーの口座開設手順とその際に引っ掛かりやすいポイントを解説いたします。
↓マネックスアドバイザーがどんなサービスか知りたい方はこちら↓
この記事を読んで分かること
- マネックスアドバイザーの口座開設手順
- 開設時に初心者が引っ掛かりやすいポイントを解説
- 開設時に感じる不安ポイントの解消
この記事を読んでほしい人
- マネックスアドバイザーで資産運用を始めてみたいけど、不安を解消しながら口座開設したい方
目次:ジャンプできます
まずはマネックス証券の口座開設しよう
マネックスアドバイザーの運用はマネックス証券の口座を使用するので、マネックス証券の口座開設が必要です。
口座自体は維持費もかからないので、解約せず放置してもお金がかかることはありません。
口座開設の手順
- ウェブサイトから申し込み
- 本人確認書類のアップロード
- 郵送される「口座開設通知」を受取る
- ログイン・入金して取引開始
所要時間は早い人で10分程度。余裕を見て30分くらいはあった方がいいです。
手続きは30分もあれば終わりますが、取引開始までは1週間程度かかります。
↓口座開設画面へジャンプできます。↓
入力画面には「入力漏れ」を教えてくれるガイドがあるので、スムーズに口座開設できる体制が整っています。
口座開設に必要なもの
証券会社の口座開設はマイナンバーの提示が必須です。
口座開設に必要なもの
- 【必須】マイナンバーカード・通知カードのどちらか
- 通知カードの場合は運転免許証等の顔写真の入った身分証明証が必要
- 免許証がない場合は保険証・年金手帳・住民票・印鑑証明の内2つが必要
マイナンバーを紛失している場合は役所で再発行してもらってください。
事前にカメラで撮って画像データにしておこう
本人確認の書類は郵送などもできますが、WEB上でアップロードすると最短営業日で口座開設をすることができます。
口座開設の必要情報の入力申込み完了後30分以内にアップロードが必要ですので、予め必要書類を撮影し画像データにしておくと登録がスムーズです。
口座開設時につまづくポイントの解説
初めての口座開設は分からないことだらけで想像以上に時間がかかります。
ここからは僕が口座開設した時に戸惑ったポイントとその解決方法をご紹介します。
入金先 金融機関情報(入金専用口座の銀行選択)って何?
マネックス証券は楽天証券やSBI証券と違い自前の銀行を持っていないので、入金専用口座の銀行を選ぶ必要があります。
マネックス証券があなた専用の入金用銀行口座を準備してくれます。(無料です)
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行の4行から選べますが、どれを選択しても問題ありません。
口座を持っているなどの理由で振込手数料無料の銀行があればそちらを選びましょう。
特定口座(兼 特定管理口座)の開設はどれを選んだらいい?
口座の種類を4種類から選ばなくてはいけません。
それぞれ納税の方法が異なります。
②~④は状況に応じて確定申告をする必要があり、手間がかかるうえ知識が必要です。
マネックスアドバイザーで投資を始める方には「マネックス証券に任せる:源泉徴収あり(配当等の受入あり)」がオススメです。
それぞれの違い
- 源泉徴収あり(配当等の受入あり):確定申告不要でマネックス証券が納税までしてくれる
- 源泉徴収あり(配当等の受入なし):配当等を損益通算するには確定申告が必要
- 特定口座(源泉徴収なし):マネックス証券が確定申告の準備までしてくれるが、確定申告は自分でする
- 一般口座:自分で税金の計算をして自分で確定申告を行う
よく分からないと思ったら①を選びましょう。
勤務先の登録
勤務先の登録目的はインサイダー取引防止のためです。
クレジットカードのように在籍確認が目的ではないので勤務先に電話がかかってくることはありませんのでご安心ください。
マネラップ(MSV LIFE)投資一任口座の開設は必要?
マネラップはマネックスアドバイザーと同様のロボアドバイザーの専用口座です。
マネラップは簡単に言うと投資の完全外注サービスです。
マネックスアドバイザーと比べるとユーザー側で出来ることが少なく、手数料もマネックスアドバイザーの約2倍なので、当サイトではマネックスアドバイザーをオススメしています。
マネラップとマネックスアドバイザーを併用するメリットはないので口座開設する必要はありません。
口座開設が完了したらマネックスアドバイザーの申し込み
お待たせしました。
ようやくマネックスアドバイザーの始め方です。
あともう一息頑張りましょう!
マネックスアドバイザーの開始手順
- プラン選択
- 自分でポートフォリオを作場合は5つの質問に答える
- マネックスアドバイザーがプランを提案
- 利用申し込み
- 国内ETF購入
- 積立サービスの申し込み
- 引き落とし方法の選択
→マネックスアドバイザー運用開始!
プラン選択
3種類のプランから運用方法を選択できます。
選べる3つのプラン
- 標準ポートフォリオで始める
- 自分でポートフォリオを作る
- プロの見通しを反映して始める
自分でポートフォリオを作る場合は5つの質問に答える
5つの質問を3択で答えていきます。
わからない場合は「わからない」を選択すると次に進めます。
5つの質問
- 日本国内や海外の株価はどうなると思いますか?
- 日本円は他の通貨と比べて円高になると思いますか?円安になると思いますか?
- 日本に積極的に投資をしたいと思いますか?
- 海外でどのエリアに投資したいですか?
- 日本や米国の不動産価格はどうなると思いますか?
基本的には質問にポジティブな回答をすると、質問対象の資産配分が増える仕組みになっているので、自分はどこに投資をしたいのかを意識して回答することがポイントです。
5つの質問で物足りないと感じた方は、さらに7問の質問に答えることでより詳細な設定をすることができます。
これらの質問の回答を鑑み、ロボアドバイザーが最適な資産配分を提案してくれます。
プロの意見を反映する場合
まずは毎月マーケットの状況を動画で確認します。
※動画ははめ込みです
動画と投資判断が自分のフィーリングに一致した場合は、「目標ポートフォリオを変更」を押すとプロの意見を反映した資産配分に変更されます。
おすすめのプランは「標準ポートフォリオ」
この中では投資初心者向けにリスクを抑えてある「標準ポートフォリオ」がおすすめです。
標準ポートフォリオがオススメな理由
- 標準ポートフォリオは資産配分の4割以上が為替リスクを配慮した債券なので暴落に強い
- 自分の意見を反映させるとリターン重視の資産配分になりやすいためリスクが上がる
- プロの意見は1ヵ月単位の短期的なものであり実質アクティブ投資となる
(アクティブ投資のほとんどはインデックス投資に勝てていない)
プランはいつでも無料で変更できますし、まずは標準ポートフォリオで始めることをおすすめします。
マネックスアドバイザーがプランを提案
各プランを選択・質問等に回答するとマネックスアドバイザーがプランを提案してくれます。
ここで提案内容を確認しましょう。
- 目標ポートフォリオ:どのような銘柄に、どれぐらいの割合で投資を行うのかを示します。
- バックテスト:2012年から現在まで、提案された目標ポートフォリオで運用していたら、どの程度お金が増えていたかを表しています。
- リターン予測:提案された目標ポートフォリオで今から運用をはじめると、10年後にどの程度お金が増えたり、減ったりする可能性があるかを表しています。
買付注文ボタンを押すと契約画面になります。
利用申し込み
申し込み画面では3種類の契約等への同意が必要です。
銘柄の売買をするにあたっての基本事項が記載されてます。
同意が必要な書類
- マネックスアドバイザーに関する投資顧問契約締結前交付書面
- マネックスアドバイザーに関する投資顧問契約約款
- マネックスアドバイザーによる売買注文及び執行に関する約款
めんどくさく感じるかもしれませんが、自分で投資信託等を購入する際もこのような同意作業は必須になっています。
1つあたり2~3分程度で読むことができるので確認しておきましょう。
提案プラン銘柄の購入
最後のステップとして、提案プランの銘柄(国内ETF)を購入します。
契約等に同意すると再度運用プランが表示されるので、改めてて内容の確認し初回購入金額(5万円以上)を入力します。
金額を入力すると、運用プランの目標ポートフォリオをつくるために必要な銘柄(国内ETF)の組み合わせをマネックスアドバイザーが提案してくれるので画面の案内に従って買付手続きを進めます。
これでいよいよ運用開始です!
運用開始後に設定すること
積立サービスの設定と引き落とし方法の選択は運用開始後に行います。
積立サービスの申し込み
マネックスアドバイザーのサービス画面のメニューから「積立の設定・変更」を選んで設定します。
証券総合取引口座の残高が買付金額より少ない場合には、買付けは行われないので注意が必要です。
引き落とし方法の選択
引き落とし方法は2つの方法から選択できます。
マネックス証券口座 からの引落し |
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指定の銀行口座等 からの引落し |
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もし解約したくなったら
安心してください。解約は手数料無料でいつでも簡単にすることが可能です。
ただし、少しクセがあるのでその部分を紹介します。
解約するのはアドバイザー部分のみで積立資産はそのまま残る
解約はいつでもできますし手数料もかかりませんが解約されるのはロボアドバイザーの部分のみで、これまで積み立ててきた資産はそのまま残ります。
資産を売却する場合は別途自分で売却する必要があり、その際は売買手数料が必要となります。
ただ、マネックスアドバイザー契約中は売買に関す売る手数料がかからないので、資産ごと解約したい場合は、先にETFを売却しておけば手数料は無料で全てを解約することができます。
解約後は基本的に翌営業日に出金されます。
確かに2段階の手順はめんどくさく感じるかもしれませんが、逆に考えると、アドバイス部分のみを解約し、これまで育ててきた資産はそのまま自分で運用できるということにもなります。
解約手順は少し多いですが、育ててきた資産をそのまま自分で運用できるのは、他のロボアドバイザーにはないメリットにもなるんです。
まとめ|口座開設 → マネアド申し込み → 運用開始!
- まずは口座開設の申し込み
- 本人確認書類提出
- 口座開設後にマネックスアドバイザーに申し込み
- プランを選択
- 運用開始!!
↓マネックスアドバイザーがどんなサービスか知りたい方はこちら↓
確かにやることは多いように感じますが、マネックスアドバイザーの開始手続きが特別難しい訳ではありません。
口座開設手順・ロボアド申し込み手順ともに一般的な内容なので、他のサービスで資産運用をする場合も同じくらいの手間はかかります。
ここは将来のために頑張って設定しましょう。
一度設定し運用が始まると、後はほとんどやることがないのでのんびり資産運用が可能です。
さぁ、ここから将来に向け大きな一歩を踏み出してみませんか?
↓口座開設画面へジャンプできます。↓