リスク管理

結局、米国株一本と世界分散はどっちがいいの?実績比較してみた

米国株一本派、世界分散投資派、様々な投資スタイルがありますが

今回のテーマは、

結局、米国株一本と世界分散投資はどっちがいいの?

をデータで検証していきたいと思います。

この記事をよんでわかること

  • 米国株の過去リターン
  • 全世界株式の過去リターン
  • 世界分散にも色々ある
  • 大切なのはリスクをどこまで許容できるか

どっちがいいのか結論から言いますと、あなたのリスク許容度によって変わってきます。

かなり極端に言うと

  • 米国株:ハイリスクハイリターン
  • 世界分散:ローリスクローリターン

となりますので、大暴落など最悪の場合に発生するリスクを自分自身がどこまで許容できるかによって変わってくるのです。

米国株の過去リターン

ここでは米国株投資信託で最も有名な2商品、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の過去リターンをご紹介します。

まずはそれぞれの違いをご紹介

楽天VTIは小型株を含む米国株全域が対象なのに対し、S&P500は大型株のみ500銘柄が対象となっています。ちなみにこの500銘柄で米国株時価総額の約8割を占めており、残りの小型株2割が入っているかどうかが直接的な違いとなります。

信託報酬は若干楽天VTIの方が安いですが、ここには見えない隠れコストが存在し、実質コストは0.311%です。S&P500は発売から1年未満のため決算報告書が出ておらず、実質コストがわかりません。

過去のリターンをそれぞれシミュレーションしてみると

ご覧の通り、どちらもすさまじい実績です。

投資は米国株1本でいい!と言われるのもわかりますね。

リターンを比べてみると、運用期間5年ではほぼ互角ですが、運用期間が長くなるにつれて楽天VTIの法がリターンが大きくなるという結果でした。

↓それぞれのリターンシミュレーションの詳細はこちらをご覧ください。↓

楽天VTIの利回りは?過去実績でいくら儲かるのかシミュレーションしてみたつみたてNISAやiDeCo、通常の投資信託などで最もおすすめできる金融商品の一つである 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天V...
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全世界株式の過去リターン

こちらでは楽天・全世界株式インデックスファンド:通称 楽天VTのリターンをご紹介します。

楽天VTとは

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの投資信託版で、約8,000銘柄の株で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。VT1本に投資することで、新興国から先進国まで世界中の株式市場への投資することと同じ効果を得ることができます。

全世界の株式をほぼカバーしているので、これ以上の分散はありません。

楽天VTの最大の強みは放ったらかしでOKということです。
例えば、現在では考えにくいですが、米国が著しく衰退するというような大きな世界情勢の変化が起こっても、楽天VTは自動で最適な配分に調整してくれるのです。

↓ぼくの尊敬する経験豊富な投資家ブロガーさんもオススメしています↓

過去のリターンをシミュレーションしてみると

運用期間5年
  • 元  本:600,000円
  • リターン:62,492円
  • 平均利回り:2.08%
運用期間10年
  • 元  本:1,260,000円
  • リターン:480,269円
  • 平均利回り:3.28%

世界に分散投資することでリスク回避しているため、米国株ほどのリターンはないですが堅実に増えています。

↓楽天・全世界株式のリターンシミュレーションの詳細はこちら↓

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どれくらい分散する?世界分散にも色々ある

こちらは先ほどご紹介した楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)のアセットアロケーション(資産配分)です。

楽天VTは全世界分散と言っても、米国株が半分を占めており、結局のところ米国の影響を大きく受けてしまいます。

↓アセットアロケーションについて詳しくはこちら↓

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米国株比率をどこまで下げるか

こちらはeMAXIS Slim バランス(4資産均等型)のアセットアロケーションです。


この4資産均等型は債券を組み込むことで米国株の比率を17%まで下げています。

これがeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)だと米国株比率は8.6%まで下がります。

8資産均等になると債権に加えRIET(不動産投資信託)も含まれ、より分散が進みます。

ちなみに、ロボアドバイザーで有名なウェルスナビ(リスク許容度4)のアセットアロケーションはこんな感じです。


米国株比率は34%と4資産均等型よりも高いですが、債券、不動産に加え、金(GOLD)と現物資産も含まれています。

ちなみに、金の積立はリスク分散としてはオススメの投資方法です。

↓詳しくはこちらをご覧ください↓

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今回のアセットアロケーションの計算は東北投信さんの「ピザロ」という分析ツールを使用しました。簡単に計算できるのでオススメです。

(バナーをクリックするとジャンプできます)

 

リスクをどこまで許容できるかで分散具合を決める

ただし、過去の実績で言うと、一番リターンが期待できるのは米国株です。
分散して米国株比率を薄めれば薄めるほど、多く崩れするリスクは小さくなりますが、期待リターンは小さく(ローリスクローリターン)なります。

ここから米国が衰退することは考えにくい、暴落しても必ず復活するから大丈夫!と信じられる人は米国株一本でいいと思います。

逆に米国株一本ではやっぱり不安だと感じる人は分散投資がオススメとなります。
暴落など最悪の出来事が発生しうることを想定しながら、自分が耐えられるという範囲で米国株比率を薄めていきましょう

まとめ|米国か分散か

  • 何が起きても米国の将来を信じ切れるという方は米国株一本
  • 一国集中は不安という方は世界分散
  • 分散具合は自分のリスク許容度に応じて米国株比率を薄める

株式100%世界分散なら最悪価値が半分になることも

アセットアロケーションが株式100%の場合、大暴落が発生するると資産価値が半分まで下落する可能性があるので注意が必要です。

長期で見ると右肩上がりだから、株価が大きく落ちたってなんともない!なんて頭でわかっていても、いざ自分に降りかかると冷静でいられるかは別の話です。

リーマン・ショック時は半年かけて株価が約半分まで下落しました。

あなたは、資産が約半分になった時も平常心でいられますか?

20年後。頑張って積み立てた資産が2000万円、定年まであと10年か、というタイミングで2000万円が1100万円まで減ったらどうでしょう?

あなたは正気でいられますすか?

このようなタイミングで自分に本当に降りかかってくると、残り10年で巻き返せるか?とかもっと下がったらどうしよう?とか老後大丈夫か?と様々な思いが循環し、正気と冷静さを奪っていくはずです。

僕は冷静でいられるか、正直自身がありません・・・。

ウェルスナビに限らず、積立投資というのは、強靭な忍耐力と精神力が必要ということを覚えておきましょう。

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